「生きづらい」「世知辛い世の中」になった理由。生きづらさの原因と対処法

なんか最近、「世知辛い世の中だよねー」なんて言いながら飲むことが増えた気がする。

 

おそらく今の若い世代は、

「同じ会社に長く働いたほうがいい」

「年収はこれくらいないとやばい」

「家と車と結婚がステータス」

「コツコツ頑張れば昇進していく」

みたいな高度経済成長のときにできたけど、今の日本の環境に合わない制度が根強く残っている中で生きていて、上の言うことを「なるほどな〜」って素直に聞いていたら、フタを開けてみたらそのとおりにはならないし、むしろジワジワ生きづらくなってて、どうすればいいのかわからないってことが増えていると思う。

オマケに年金ももらえなくなるってウワサだし、正規雇用が減っていたり、また増えてきてもブラックだったり、もう次々に問題が顕在化。世知辛い。

 

でも、これってなんで起こるのかっていったら、やっぱり時代が変わっているということ

戦争が終わって日本が伸びるしかない頃は、やることが明確に決まってた。

次々に新しくて便利なものが生まれて取り入れられて、未来は明るいし頑張れば豊かになっていく。目指す旗はひとつだけ。

何もしなくても周りに合わせて平均的に暮らしているだけで、日本の発展とともに自分の生活も豊かになっていく。

だから労働者として同じ会社で長く働くのが効率がいいし、夢のマイホームや車、家族を持つことを目指して頑張ることができた。

 

だけど今はちょっと違う。

 

国は豊かになってこれからあの頃のような大きな成長は見込めないし、むしろ人口が減っていくばかり。仕事はどんどん効率化されて、今までと同じ働き方や同じ人材が求められるとは限らない。

確実に状況は変わってるんだけど、制度や法律、人の気持ち、常識だけはすぐには変わらなくて、いざ本当にヤバい状況にならないとこれってなかなか変わらない。

だから実際の状況と正しいとされる常識の差が大きすぎて、生きづらい

道は曲がり道になっているのに、それに気づかず直線で走っているイメージ。

 

で! 暗い話ばかり言ったけど、周りの環境は考えてもどうしようもないってこと!

確かに高度経済成長のときに生まれたらラッキーだったかも。

だけど いまこうやって現代を暮らしている人が、狩りをしていた時代や戦国時代や戦時中に生まれたいかっていったら おそらくそうじゃないですよね。

数十年前までの日本が奇跡的に良すぎただけで、もし長い日本の歴史の年表にダーツを飛ばしてランダムで刺さった時代に行けるとしたら、たぶん今の時代のほうがいいなあってことが多いと思う!

 

結局長くながーく見たら、少しずつ国は豊かになって便利になっているんです。

だけどやっぱり幸せって相対で、今は今なりの幸せがあるから、幸福度は大昔から格段に上がってるわけじゃない。

豊かになっていく途中で停滞し始めたらやっぱり少し前と相対的に見て、今は幸せじゃないかもしれない。

 

だけどもはや考えても仕方ない!

今は今なりの戦い方があるってこと!

 

今後 道がどこにいくかわからないから、今って実はやりたい放題なんですよね。

自分の信じる好きなことをやってもいいし、どっちの方向にいくかは自分で作れる。

そのためにまずは現状と合っていない昔の常識を捨てようってこと!

そして正解って絶対ないので、自分で考えればいいんです。

 

過去の常識は意味がなくなったので、それにとらわれないだけでけっこう楽になるってことと、これからは先がわからないから自分で未来を作っていい、という話でした!

 

ゼロからがむしゃらにやっても方向性が間違っていると努力がムダになることもあるので、努力の方向性の話もどうぞ。

目標を達成するには? 成果を上げるときに無駄な努力をしていないだろうか、という話 人生に迷う、生き方がわからない。何をすればいいのかわからないなら点を増やそう 前に進みたいなら周りを気にする必要はない、という話。周りを気にしない方法