わかりやすい文章の書き方。読まれるブログにするコツ、読みやすい文章の例をまとめる

ブログやツイッターを見ていると、

「うわー、難しい!」

「読んでもさっぱりわからん!!」

みたいな文章に出会うことがあると思います。

そういうときは思わず他のページに移動したくなっちゃいますよね。

 

それはもちろん読み手側の知識不足なこともあるのですが、同じ内容でも「この人が書いてるのなら読んでみようかな」ってなったりします。

すごくいい話なのに、それだけで読んでもらえなくなるのはもったいない!

 

これに関して僕自身、わかりやすい文章にするために心がけていることがいくつかあります。

というわけで、読みやすい文章の書き方や、読まれるブログにするコツをまとめてみます!

 

文章はもっとかんたんにできる

ブログをずっと書いてきて気づいたけど、小説と違って思った以上にネットの文章は流し読みされているということ。

たとえばツイッターでニュース記事の反響を見ていると、「あー、たぶんちゃんと読まれてないんだろうなあ」って気づくことが多いです。

 

そういう前提で考えると、ツイッターのタイムライン、ブログの記事、どれももっと必要以上に簡潔に書くことを意識していいと思います。

相手も流して読んでるので。

 

あと、そもそも自分が情熱を注いで書いていることって、読んでいる相手はみんな自分より初心者なんですよね。

同じ土俵の人とミーティングしているわけじゃないので、僕の場合は全く知らない人に一から教えるくらい大げさに考えて書いています。

夢中になるとどうしても熱が入って文章が難しくなってしまうので、必要以上に文章をかんたんにすることを心がけることが、多くの人に訴求するコツじゃないかなあと感じています。

 

じゃあ具体的にどういうところに注意しているのかってところを以下から書いていきます!

 

1文を短くする

まずひとつ目は、1文1文の文字数を減らすということです。

 

ふつうは「あれも入れたい」「これも伝えたい」ってなってついつい詰め込みすぎちゃいます。

だけど よっぽどのファンでない限り、たくさんの文字を読むのはしんどくなってきます。

 

なので最低限伝えたいことだけ残してあとは思いっきり省いてしまいます

どうしてもたくさん伝えたいことがあるときは、まずは相手に最低限伝えたいことだけ書いて、あとから補足する形で次の文に書くと良いと思います。

 

またそれを意識して書くことで勝手に、口で何かを伝えるときに近い砕けた表現にできるというメリットもあります

 

例えば、

昔、あるところに住んでいたおじいさんが山へ芝刈りに出かけ、おばあさんが川で洗濯していると、大きな桃が流れてきました。

という文章は、

昔、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日のこと、おじいさんが山へ芝刈りに出かけました。そしておばあさんは川へ洗濯に出かけました。すると、川上から大きな桃が流れてくるのです。

のように直せます。

 

漢字を減らす

ひらがなやカタカナで代用できるところに漢字を使わないようにします。

 

例をあげると、

  • 「簡単」→「かんたん」
  • 「○○する時」→「○○するとき」
  • 「色々」→「いろいろ」
  • 「未だに」→「いまだに」
  • 「今更」→「今さら」
  • 「お爺さん」→「おじいさん」
  • 「お婆さん」→「おばあさん」
  • 「桃」→「もも」
  • 「出掛ける」→「出かける」

といった具合です。

 

例えば

昔、あるところにお爺さんお婆さんが住んでいました。ある日のこと、お爺さんが山へ芝刈りに出掛けました。そしてお婆さんは川へ洗濯に出掛けました。すると、川上から大きなが流れてくるのです。

という文章は、

昔、あるところにおじいさんおばあさんが住んでいました。ある日のこと、おじいさんが山へ芝刈りに出かけました。そしておばあさんは川へ洗濯に出かけました。すると、川上から大きな もも が流れてくるのです。

のように直せます。

 

専門用語を使わない

ついつい難しい言葉を使ってみたくなるんですが、必要以上の専門用語は使いません

また専門用語でなくても、言い回しを砕けさせられるところがあるなら直します

 

専門用語を使うと細かい説明が省けて簡潔に書けるので、知識のある人からすれば逆にすっきり読めることも確かにあります。

しかし万人に向けた記事ならできるだけ避けたほうが良いです。

 

例えば

昔、あるところにおじいさんとおばあさんが居住していました。ある日のこと、おじいさんが山へ芝刈りをするために外出しました。そしておばあさんは川へ洗濯するために外出しました。すると、川上から大きな もも が浮流してくるのです。

という文章は、

昔、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日のこと、おじいさんが山へ芝刈りに出かけました。そしておばあさんは川へ洗濯に出かけました。すると、川上から大きな もも が流れてくるのです。

といった具合です。

 

断定させる

文章は回りくどい表現を使わず可能な限り断定を使います

要は

○○だと思います。

○○です。

にしちゃいます。

 

最終的に

「僕はこう思ってるんだけど、たまにこう思うときもあるんだよなあ」

みたいな雰囲気になってしまうと、結局何が言いたいのかわからなくなってしまうので、最終的に相手に何を残したいのかを考えて書くと良いです

 

とは言いつつも、確信のないことを堂々と言い切っても読者からしたら「ん?」ってなることもあるので、そこはどこかで折り合いをつける必要があります。

少なくとも自分が間違いないと信じていることに関しては言い切るようにすると良いです。

 

例をあげるとするなら、

川上のほうに何かが流れてきました。おそらく何か果物のようで、もも、もしくはスイカだと思います。近づいてくるとだんだんと姿がはっきりしてきました。これは もも だったようです。

川上から大きな もも が流れてきました。

のように直すイメージです。

 

改行や装飾を使う

改行や装飾を使って文章を砕けさせます。

パッと見たときの印象が全然 変わります。

 

改行なしで細かい文章が延々と続いていたら、

「うわあ……」

ってなっちゃいますよね。

 

「あ、とりあえずちょっと読んでみよう」ってなるようにするのがポイントです。

 

改行の例をあげると、

昔、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日のこと、おじいさんが山へ芝刈りに出かけました。そしておばあさんは川へ洗濯に出かけました。すると、川上から大きな もも が流れてくるのです。

という文章を

昔、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。

ある日のこと、おじいさんが山へ芝刈りに出かけました。そしておばあさんは川へ洗濯に出かけました。

すると、川上から大きな もも が流れてくるのです。

のように直します。

 

まとめ

文章は、砕けさせて短く簡潔に!

これを心がけるだけで「あ、読んでみよう」「スラスラ読めるな〜」ってなって気持ちよく帰ってもらえるので、心あたりがあれば意識してみてくださいな!

 

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