この記事の続きです。
1話目はこちらです。
社会はとても大きく見えて、未開の大海原に飛び込むのは勇気がいることですが、社会からしてみれば自分自身は針の先のように小さな点でしかありません。
そんな小さな今の自分の状況を変えることは全く難しいことではありませんでした。
転職サイトで会社を探す
転職を思い立った次の日、僕は転職サイトで気に入った会社のページを片っ端からブックマークに入れていました。
そして、その中で一番ビビッときたところに応募しました。
これでダメだったらまた次の会社に応募するつもりです。
プログラミング開発の業務経験はないし、給料は下がってしまうでしょうが、それでもとにかく今 自分の夢から外れてきたレールを元に戻せたらそれでいいと思っていました。
あとはなんでも死ぬ気でやればなんとかやっていけると思っていました。本気でした。
だからとにかくどこでもいいから雇ってもらえるところを探そうと自分に言い聞かせて、とうとう応募ボタンをクリックしました。
採用面接に向かう
そこからは早いものでした。
面接を行うことが決まり、指定された当日、退社後にその応募している会社へと向かいました。
オフィスの中へ案内されると、そこは今まで働いていた環境からすればとても小さな一室だけのオフィスで、社員が5人くらい残って仕事をしていました。
すべての社員を合わせても15人くらいの小さな会社でした。
そして、みんな私服で働いており、そんな中にスーツ姿の異質な僕が入っていくと、緊張して何を話せばいいのか一瞬真っ白になりました。
面接で話が進んでいくと、どうやらその会社ではエンジニアを絶賛募集中で、僕が今まで独学で作ってきたものを見てもらうと熱意が認められたのか、なんとその日に採用が決まってしまいました。
あっけないものでした。そして、もちろんそのまま入社を決めました。
上司に辞める意思を伝える
その日の帰り、課長にメールで連絡しました。
辞めたいと思っているということ、次の転職先が決まっているということ、そしてまた直接 話がしたい、という旨を伝えると、すぐに返事が来ました。
話してくれてありがとう。
また明日話そう。
それは、応募ボタンを押してから3日後のことでした。
以下の記事に続きます。