この記事の続きです。
1話目はこちらです。
暇な出張期間の時間を潰すための最後の手段はコレしかありませんでした。
図書館……!
なにやらいかがわしいものを期待していた方はすみません。
確かに同じホテルに何ヶ月も滞在していると、女の子が間違えて部屋に入ろうとしてきたことはありました。
きっと他の部屋ではそういうサービスが夜な夜な呼ばれているのでしょう。
そのホテルは受付が2階にあり、部外者が1階から受付を通らず直接部屋にいけるのも絶妙でした。
だからといって僕にはそれで時間を潰す勇気はないし、お金もありませんでした。
図書館にハマる
そんなときに、宿泊先の近くに規模の大きな図書館があったのは幸いでした。
そこではたくさんの本やDVDに出会いました。
また、最初のうちはDVDばかり見ていたのですが、本が面白くなってきて、どんどんのめり込んでいきました。
普段、何かの知識を吸収するときはだいたいネットからの情報に頼っていたので、活字の本を読むなんて久しぶりのこと。
しかし、本からはネットで得られないようなさまざまなことを教えてくれました。
その業界の著名人が書いている本は1冊1冊が深く、整理されており、密度の濃い情報が収集できます。
また同じ棚に関連する図書がたくさんあるので、普段自分が絶対に触れないようなものも手にとって読んでいくと面白くて、時間を忘れてどんどんハマっていきました。
図書館で学んだこと
何気なく出会ったこの図書館からは、さまざまなことを学びました。
僕がとくに興味をもったのが、お金やビジネスの本です。
それはお金の歴史や仕組み、起業のこと、ネットビジネスについて教えてくれました。
本というのは不思議なもので、知識を与えてくれるだけでなく、なんだか強くなった気がして、やる気まで人に与えてくれます。
しかしそれは実行しなければ結果にはつながらないものとも言えます。
僕はこの今のやる気があるうちに行動を起こしたいと考えるようになりました。
そしていずれは自分の力で生活できるようにならないと、今たまっているこの不安や不満からは一生逃れられないと考えるようになりました。
そもそもこんなにたっぷり時間があるのに、どうせ何もせずに過ごしたらつまんないし、しかも後に残るものはゼロなのです。
それならこの余った時間をお金に変えられる何かをしようと思い立ちました。
善は急げ。
こうして宿泊先のホテルにこもってまず最初に始めたのがヤフオク(ネットオークション)でした。
以下の記事に続きます。