いきなり客先で常駐することになった……仕事の雰囲気【会社を辞めた話 第23話】

この記事の続きです。

会社に所属する意味とは? 会社に入る弊害とこれからの働き方【会社を辞めた話 第22話】

 

1話目はこちらです。

新卒入社した一部上場企業を1年で辞めた話【会社を辞めた話 第1話】 配属先はサーバーに関する業務を手がける部署になったのですが、具体的に何をするかと言われたら、まだよくわかりませんでした

 

配属先が決まった初日、これから何が始まるのだろうとドキドキしながらいると、僕がこれからお世話になるであろう課長がやってきて言いました。

 

「よし、移動だ。」

 

なんだなんだ……?

何が始まるんだ??

 

課長と向かった先

考える暇もなく、さっそく課長とエレベーターに乗り、そのまま下に降りていきました。

課長と二人きり……緊張します

 

さっそく新人研修で習ったエレベーターの上座、下座のことを思い出して、

(やべえ、今 上座にいるじゃん。ミスった……。)

とか考えながら1階に到着しました。

 

課長のあとについていくと、そのままビルの外に出てしまいました

 

(あれ? 外……??)

 

いったいどこまで行くんでしょうか。

 

外で歩きながら課長がこれから行く場所について教えてくれました。

 

なにやらこれから客先に向かうとのこと。

いま進めている案件を客先のオフィスで進めていて、これからそこで仕事をやることになるらしいのです。

 

このときはあまりピンときていなかったのですが、つまりは客先で常駐するという話でした。

 

(え? これから客先に通うってことは本社にはもう行かないってことなのだろうか?)

 

そんなことを考えているとまたなんだか騙されているような気持ちになりました。

まだ本社のことも何もわかっていないし、同じ部署の人たちのこともなんにもわからないのに、客先にいくことになるのはなんとも寂しいものでした。

 

さらに通勤時間が少し伸びてしまうことにもウンザリしていました

 

客先のオフィスに到着

客先のオフィスに到着すると、そこは細長い机が整然と並べられている、だだっ広い部屋でした。

学校の体育館くらいの広さでしょうか。

そこに総勢100人くらいの人が椅子に座って仕事をしていました。

 

その中の1列が僕と同じチームで働く人たちの区画になっていて、そこの端っこの空いている席に案内されました。

 

チームのメンバー構成

順番に軽く自己紹介をしていきました。

 

以下のようなメンバー構成です。

  • たぶん30中盤くらいの先ほど一緒にここまで来た課長
  • たぶん30くらいのこのチームのリーダーっぽい主任
  • 27歳の仕事ができそうなお兄さん的存在の人(仮名・佐々木さん
  • 26歳のイケメン風でおとなしめな人(仮名・山田さん

そして僕の合わせて5人のチームでした。

 

自己紹介をしたらすぐにみんな仕事に戻っていきました。

なにやらとても忙しそうな雰囲気です。

 

そして初日は結局、具体的に何の仕事をしているのかさっぱりわかりませんでした。

 

(まあどうせこれから始まるからいいか……。)

とにかくこれからよく一緒に仕事で関わりそうな佐々木さんと山田さんが優しそうな人でよかったと思いながら、その日は何もせずに定時になるとそのまま帰りました。

 

明日から何をするんだろうなあ。

不安もたくさんありましたが、このときはまだ頑張ろうという希望に満ちていました。

 

以下の記事に続きます。

【放置】暇すぎて苦痛……新人になって初めての仕事内容【会社を辞めた話 第24話】