学生の頃、コンビニでバイトしてたときに商品の陳列方法についてすごく学びになったことがありました。
例えば定番商品はみんな探してでも買うから下の方に置いといてもよくて、その代わり目立つ上の棚には新商品を並べるだとか、前出しと言って手前のおにぎりやお弁当が売れたら取りやすいように奥にある商品を手前に出す作業しておくことで、お客さんに手に取りやすくしておくといったこと!
何が言いたいかというと、とにかくひとつの商品の並べ方をとってもお客さんの行動や目線を想像して売れやすいように仕掛けをしておく、といったことを普段見えないところでやっていることに当時は目からウロコだったわけです。
これってブログも同じことで、ユーザーの属性と行動を予測して最適な形にしておく必要があるってことなんですよね。
ブログやツイッターで新しいユーザーを獲得してアクセスを増やすために、意識しなければならないことを書いていきます。
ブログの訪問者は ほとんどが初めての新しいユーザー
まずブログとコンビニが違うのは、ユーザーの属性。
コンビニだったら全国にたくさんあって、みんなコンビニにどういうものが置いてあるかも 何を買うかもだいたい決まって入ってきます。
だけどブログは違う。
アナリティクスを見てみましょう。
新規セッション率(新規訪問の割合)を見てみてみると おそらくほとんどのブログは新しい訪問者ではないでしょうか?
僕のブログも10人中8人は新しい初めての訪問者なんですよね。
まあそれもそのはず、ブログなんかは検索から突然やってきて自分のサイトに初めて訪れます。
いわば初めて僕のお店に迷い込んで入ってきたお客さん。
常連ユーザーは超大事! 超大事なんだけど、つまるところ それよりもなによりも新規ユーザーに知ってもらわなければ元も子もないので まずはダントツに多い新しい訪問者のための仕掛けに振り切ってみてもいいんじゃない? ってこと!
新しいユーザーに次のページを見てもらえるようにしよう
記事が増えてくると できるだけたくさんの記事を見てもらいたいものだと思う。
訪問者にアレも見せたい、コレも見せたいってなるのでゴチャゴチャしてくるんですが、実際のクリック数を見てみると 有名人でもない限り、自分に興味のない通りすがりの人は ほとんど次のページをクリックをしようと思わないんですよね!
だいたいブログは調べもの、もしくは暇つぶしでサイトに訪れるユーザーが多いです。
例えば僕なんかは渋谷のランチマップをまとめた記事があるんですが、「渋谷 ランチ」と検索してユーザーがこのブログにやってきたら、ランチ情報だけ見たら別のサイトに去っていくのが基本です。
だって相手は僕のブログを見に来ているのではなくて、ランチのお店を探すのが目当てですから。相手もそんな暇じゃありません。
でもその中でも何パーセントかの人が僕のブログを覚えて帰ってほしいと思っています。
とにかく初めての訪問者がパッと見たときに もっと見たくなるかどうかを意識すると良いです。
「あ、このブログ、もうちょっとみたいな」「ちょっとここもクリックしてみよう!」ってな感じで。
努力できる場所は限られている
で、変更するところはけっこう限られてる!
逆に言えば限られてるからこそ ここが超大事!
ブログで言えば記事の中身はそもそも内容を充実させるのはもちろんのこととして、あと覚えてもらうチャンスがあるのはそれ以外の場所。記事の上(ヘッダー)と記事の下(フッター)しかない!
ツイッターの場合も普段のツイートの質は保っておくのは前提として、「お、この人おもしろそうだな、フォローしよう」と思ったときは最終的に相手のプロフィールを見てフォローするか判断しますよね。
そういう人たちに対して僕らが努力できることはヘッダー画像、プロフィール画像、プロフィール文、固定ツイートだけ!
これらの場所を「初めての訪問者用アピールスペース」と割り切って考えてしまうんです。
まとめ
具体的にどのように変更するかはまた別の記事にするとして、ここで言いたいのは
- ブログの記事やツイッターのプロフィールページは初めての訪問者がほとんど
- 固定スペースは初めての人専用のアピールスペースと割り切ろう
ってこと!
新規ユーザー獲得の参考にしてみてくださいな!