ブログが読まれるようになってきた。ブログが楽しい・面白いと思った話

ブログを書いてて楽しいのは 思いがけない人が読者になっていることを知るときだ。

ネット上では身分も地位も関係ない。みんな平等に発信できて、気に入った人の著述が読める。

そんな無数の星がある中で 自分のが定期的に読まれるのはすごい話だなーと思った。

 

数字の裏

 

アクセスが増えてくるとアナリティクスに出てくる訪問者の数字がゲームのスコアのようになってきて感覚が麻痺しがちなんだけど、たまに会った人に「読んでるよー」って言われたり、過去にSNSで知り合った人が今だにちゃんと読者でいてくれたのを知ると、画面上に踊る数字の裏には必ず一人ひとりの人間がいることを強く認識する

アナリティクスで「現在38人」という数字が出ているということは、現実世界では学校の一クラス分のメンバーがまさに今この瞬間にこのブログ内に訪れているのが想像できて、実はかなりすごいことなんじゃないか。

 

どうせ誰も見てないし、まあこれでいいかな、えい! でデビューさせた文章も、実は今この瞬間に世界の誰かが一生懸命読んでいることだってあるかもしれないのだ

 

人がいる

もちろん誰かに読まれたくて書き始めた文章だけど、人間が読んでいることを知るとたまに震える。

僕がやっていることなんて せいぜいその日に自分の思い起こした気持ちを書き並べているだけだし、社会に貢献しているわけでもない、誰かに何かを与えることもない、ただ自分の充足感を満たすために書いているようなものであって、もともと見られるはずのなかった心の一部を整理するためについでに吐き出しているようなブログが、この文章が、読んでもらえるだけで奇跡だよなーと思った。感謝でしかない。

 

だからこそ読むほうも もちろん適当に何かのついでに流し見してもらっていいし、スマホで寝転がってLINEチェックやSNSのタイムラインを確認し終わって手持ちぶさたになったついでにこのブログが開かれていたらそれでいい。

もし面白いと感じてもらえるようなことがあればうれしいし、くだらないと思ってもらったらそれでもいい。

でもどこかで、思いがけずも、会ったこともない何者かも知らない誰かの心の断片にある励みや やる気、発見に少しは繋がってることがあればいいな、と思った。