好きなことを仕事にする方法。夢を叶えるには? 勉強する意味とは?

僕は英語や歴史の授業が苦手でした。

テストでみんなよりも点数が取れなくて、くやしくなって周りより授業をしっかり聞いて、ノートをしっかりとって、復習をして、教科書のほかに参考書を買って勉強してから次のテストに臨んでみたけど どんなに頑張っても やっぱりダメでした

 

授業を聞いただけで先生の質問に答えられる同級生が不思議でなりません。

どうしてあんなに自然に英語を喋れるのだろう、歴史の筋書きを覚えられるのだろう。

 

だけどそのかたわら、理科と数学はめっぽう得意でした

勉強すればするほど頭にイメージが膨らんで、知識が注ぎ込まれていくのが身に染みて感じ取れます。

そうすると楽しくなってきて、さらに難しい問題にも挑戦します。

僕は理科と数学がますます好きになりました

 

こうしていくうちに一部の大人が教えてくれます。

「数学が得意でも英語が苦手だったらダメだよ。」

いつしか学問はテストの点数を上げるためにやるのかな、受験に合格するためにやるのかな、と覚えてしまいました。

 

苦手な教科を克服したいと焦って、先生にアドバイスをもらいにいくことにしました。勉強時間を増やしてみることにしました。

頑張って頑張ってたしかに少しは点数が上がるものの、やっぱり思うようにはいきません。

苦手なものがますます嫌いになっていきました。

そのうち勉強自体が嫌になってきて、得意な教科すらもおざなりになっていきました。

 

いつしか僕は勉強そっちのけでパソコンにハマるようになります

その頃やっと一般にもパソコンが普及し始めた時代で、中でも安い20万円ほどする今では考えられないくらい大きなサイズのパソコンを、今まで貯めてきたありったけのお年玉を使って買いました。

途中からHTMLを勉強して自分のサイトを持つようになり、日に日にアクセスが増えていくのを追いかけました。

好きなことはほかの時間も惜しんで没頭しました。

 

あまりにやりすぎていたので親には「外で遊びなさい」「勉強しなさい」と言われました。

確かにそのとき食事の時間も惜しんでやっていたので、さぞかし心配したと思います。

でも毎日楽しくてやめられませんでした

 

だけどそのおかげで僕には夢ができました。将来はウェブサイトを作る仕事がしたいと思うようになりました。

中学を卒業するまでの間、プログラミングが授業にある学校を目指してそのとき初めて必死に勉強しました。

難関の学校だったのですが、夢に近づくためにどうしてもその学校で学びたいと思って必死に勉強をして、合格することができました。

 

そこでプログラミングの基礎を知り、独学でより高度なサイトが作れるようになりました。かんたんなソフトも作れるようになりました。

すべてはウェブサイトを作る仕事がしたいと思っていたからです。

 

だけどいざ就職活動の時期になったとき、就職相談の先生はこう言いました。

「キミの目指す会社はまだ小さいし未来はどうなるかわからないよ。大手の会社に入っておきなさい。」

 

それを聞いて僕は悲しくなりました。

じゃあ今までの勉強はなんのためにあるんだろう、と思いました。学校はなんのためにあるんだろう、と考えました。

それに、未来が安泰じゃない会社に入ることはいけないことなんだろうか、と思いました。また、大きい会社だからといって未来は安泰だと限らないのではないか、と思いました。

確かに自分のことを思ってのアドバイスだったのはわかります。

僕は言われるがままにオススメされた自分の夢とは違う会社に入ってしまいました

 

やっぱり仕事はつらかったです。楽しくないです。

夢があったのに、好きなことがあったのに、やっぱり大人ってこういう感じなのかなと思いました。現実の社会はくだらないと思いました。

 

週末はそれでも独学でウェブサイトを作っていました。

やっぱり諦められません。

仕事中にも常に他の会社に行ってたらどういう人生だったのだろう、と自問自答しました。

 

ある案件の深夜作業で客先に常駐していたとき朝まで待機する時間があって、ひとりで考える時間がたくさんありました。

そこで僕は一生このままだったらきっと後悔してしまうと思いました。

どうせ毎日 後悔の時間を過ごし続けるくらいなら、転職してから後悔したほうがまだマシかもしれないと思って、転職活動をすることにしました。

 

僕が学生時代に作っていたものを応募した会社の面接官に見せると、その日に転職先が決まってしまいました。あっという間でした。

本当にウェブを作る仕事ができるようになりました。夢が叶ってしまいました。1週間で運命が変わってしまいました。

 

その経験から思ったことは、結局 大人になって本当に役に立っているのは自分の得意なことだし、小さい頃に好きで没頭したことでした。

それは大人になってからでも覚えているし、思いがけないところで役立ちます。

 

学校の先生が教えてくれるのは、世の中を賢く生き抜く方法ではありません。未来をよくするために選挙で自分の支持する政党に投票する方法や、仕事の作り方、会社の作り方、お金の知識でもありません。

今の授業は一昔前の日本で必要だった、ひととおりの素養をそれなりに底上げするためのものです。

 

それが役に立たないとは思いません。だけどひとたび社会に出てみれば、言われたことを言われた通りにやって、素直で真面目な人間が求められていたあの頃とはなにやら状況が変わっています。

テレビや冷蔵庫、洗濯機を大量生産するために、みんなで足並みを揃えて同じことをやっていることが重要だった時代はもう終わってしまいました

 

これからはますます少子高齢化。今までに経験したことのない人口減少の波が押し寄せてきます。

これからどうなるかは未来になってみないとわかりません。先生や親でもわかるはずがありません。

 

そして暗記するだけでできることはパソコンに任せればよくなってしまいました。

これからロボットやAIによって誰にでもできる仕事は消えていくと言われています。

大量にモノを生産しないといけなかった時代に必要だった誰でもできる仕事は、これから人間がわざわざやる必要がなくなっていきます。

人間がわざわざやる必要のないことを必死に勉強してもしょうがないのです。

 

だからこそ逆に人間にしかできない仕事、その人だからこそ求められる仕事が必要になっていくということです。

誰にでもできない仕事、自分にしかできない仕事、そんなの難しいと思うかもしれません。自分にはできないと思うかもしれません。

だけどそれはかんたんで誰にでもできることです。自分の好きなものに熱中することです。誰にも負けないくらい得意なことにハマることが大切です。

 

これからは自分で新しい何かを生み出せる人、自分でできる人はどんどん強くなっていくと思います。

それは好きなことじゃないとできません。

好きなことを続けて、そんじょそこらの人にはできないことが自分の武器となり、きっとその武器をどこかで求めている人がいるはずです。

その武器を強くするためには好きなことや得意なものを見つけて とことんハマるしかないんです。

 

いや、それ以上に僕は苦手なことや嫌いなものがうまくできない、自分はダメなんじゃないか……。

ぜんぜんダメじゃないです。そんなことを言ってる場合じゃないです。そもそも優先度が違います。

それよりもなによりも もっと自分の得意なことを伸ばすことを大切にしてください。好きなことや得意なことがある時点ですごいです。強いです。好きなことを周りの意見で止めないでください。

 

未来を悲観することなく、自分の好きなことに自信を持って没頭しよう。

他の人が真似できない自分にしかできない価値を生み出そう。

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2017.09.03