効率のいい勉強方法。「知の整理術」で学ぶ勉強の効率化のコツとやり方

恥ずかしながら僕は大人になってから活字の本はめっきり読まなくなっていた。

仕事もプライベートも忙しくて時間にあまり余裕がないせいもあると言いながらも、そもそも自分の人生において本を読むことの重要性を見いだせずに優先度がだいぶ低いものになっていたのが一番の理由だ。

 

しかし独立してから、自分の頭の中にある知識の偏りを減らすために、いろんな人の考え方を取り込みたいと それなりに読むようになって、勉強の楽しみ方をやっと知った気がする。

そんなときにこの本が役に立った。

 

テストで良い点をとるコツとか、暗記術、効率的なノートの作り方、みたいな勉強のテクニックをまとめた本は人気だしけっこうあるけど、この本はそういう話だけじゃない。

いい成績をとることに特化したものじゃなくて、本当の意味で人生に生かすための手段としての勉強をどうやって行うと良かったか、趣味としての勉学をどうやって効率よく行うか、ひいては人生を楽しくするために勉強をしようという本だと思った。

 

その中でとくに興味深くて共感できたことが2つあって、1つ目は、知識をインプットしてそれを使いこなすためにはメタ情報が必要だという話。

辞書に載っている意味を知っているだけでは、 知識として不十分だ。「 その言葉がどういうシチュエーションで実際に使われているのか」 「どういう種類の人がよく使うか」「 この言葉にまつわるできごとには、どんなものがあったか」など、 そうした言語の意味の周辺の情報をたくさん知っていないと、 その言葉を自由に使いこなすことはできない

この場合、単語の意味が「情報」で、 単語にまつわるその他の情報が「メタ情報」だ。

 

2つ目は、何か新しい分野を学ぶときは、本を3冊読むという話。

僕はまったく知らないジャンルについて勉強するときは、 本を最低3冊読むようにしている。そうすると、 知識がちょうどいい感じに曖昧になるからだ。

1冊の本しか読まない場合だと、どんなに読んでも、 その本の文章を丸覚えすることしかできない。

それだと、本の内容をそのままコピーして話すことはできても、 自分の言葉で語るのは難しい。

さらに、本の著者の意見というのは、 どんなにいい本でも著者による偏りがあるものだけど、 1冊しか読まないとその偏りにも気づくことができない。

2冊以上本を読むと、「Aさんはこう言っていたけど、 Bさんはちょっと違うニュアンスのことを言っていた。まあ、 解釈が分かれるところなんだろうけど、 とりあえずAとBの中間くらいに考えておこうか」という感じで、 知識に曖昧さが出てくる。そして、 3冊以上読むと情報がいい感じに自分の中でかきまぜられてぼやけてくる。

 

僕もこの考え方は似ていて、だいたい僕が今まで手をつけたことのないジャンルの領域を学ぶときは、入門書1冊、そしてネットで基本知識が書かれたページを読む。あとは自分で手を動かしてみたり、その分野に詳しい人を Twitter でフォローするなどして、実践的な知識を加えるという3点セットだ。

同じ分野のことでも3つくらいばらけた知識を吸収すると、まあ全体の6割くらいは吸収できるような気がする。

こうして学びたい分野の基礎知識や背景がイメージ出来たら あとは実践あるのみで、練習して9割、10割に近づけていくといった具合が効率がいいんじゃないだろうか

 

入門書で学んだらとりあえずは、本に書いてあることをそのまま復唱できるようになって、それを友達に話すと物知りになった気分になるけど、それは雑学王になれただけで習得できたわけじゃない。

「わからないことがわかる」ことと、「できないことができる」ことには大きな違いがある。

 

普段の生活に自然に使えるようになるためには、学んだ基礎知識がどうやって形作られてきたかという歴史的背景を学ぶことと、実際に手や足を動かしてやってみるのが手っ取り早い。

 

本の話に戻るけど、この「知の整理術」の中には人間が学習するプロセスを分解して噛み砕いて説明してあって、じゃあそれをもとにどうやって勉強すれば効率が良いかをまとめてある本でした。

おそらくだけど、作者自身がどうやったらラクしながら勉強できるかを追求してきたからこそ書ける内容だと思う。

 

学ぶ力って、生きている中の多くの機会で使えるし一生もののスキルになるので、おさえておいて損はないと思います。

 

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2017.09.03

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