欲しいものに飛びつく人間。需要と供給の関係にあるものに対する人の心理や行動

株とかFXやってるとわかると思うけど、チャートってこんな感じで、需要と供給によってウネウネ動いてます

 

これは欲しい人が増えたら値段が上がって、上がってきたらそのうち売りたい人が出てきて下がり、その感情が交錯することでこういうヘビのような形のチャートが出来上がるわけです。

これってたまたま売買に使うからチャートとして目に見える形で表現してるのだけども、身の回りにある生活のいろんなものも、需給で動いているものは目に見えないだけでこんなふうに動いているはずです。

 

例えば、学校に入学したばかりのときは、友達を増やしたくて人気者のあの子に近づこうとします

入学当初はみんな目をつけてるのでその人に集中して集まります。

だけどどこかで淘汰され、人気が落ち着いてきます。

 

最近だったら仮想通貨関連が盛り上がってきてるから、金融に関するサービスをビジネスにしたいと考える人が増えて盛り上がります。

だけど、そんな人がいっぱい増えたら溢れて、失敗する人がいたり、そもそも諦める人も出てきます。

そうするとどこかで盛り上がりは落ち着いてきます。

 

ラーメン屋を始めようと考えている人も、たくさん店舗が増えたら「勝ち残れないから俺はやめとこう」って人も出てきて、どこかのタイミングでラーメン屋を目指す人は減っていきます。

減ってライバルがいなくなったり、またテレビや雑誌で人気に火がついた頃にまた増えてきたりします。

 

「ラーメン屋を目指している人の数」って人の心の中が読めない以上 グラフは作れないですが、みんなの心がわかる神様が作ったら、きっとこんな波の形になるでしょう。

 

需要と供給ってこういう上げ下げを繰り返す形になっています。

飽きっぽくてジッとしてることはできない動物なので、常に状況は変わります。

 

で、ここから何かが学べるかもしれなくて、きっと人によって解釈の仕方が違うけど、例えば下げた時は次の上昇のチャンスと捉えるかもしれないし、上がっている瞬間は今のうちに波に乗っておくべきだと思うかもしれないし、上昇はいつまでも続くわけじゃないと思うかもしれないし、上がったら次の下落の準備をしておかないといけないと思うかもしれないし、下がっているときは何をやってもうまくいかないから傍観して守りに専念しようと思えるかもしれない

 

需要と供給の関係にあるものに対する みんなの気持ちの移り変わりや心理の波を意識しておくと、迷ったときの行動指針になるので参考までに!