幸せとは? 退屈な人生を楽しく生きるコツ。人生ってつらい、しんどい、つまらない、くだらない……?

「人生とは? 幸せとは?」

「勝ち組? 負け組?」

「つらい、しんどい、つまらない、くだらない……」

「俺は頭悪いからなあ〜」「私には無理だ……」

とか、まあ誰しも一度は話したことのある、さんざん議論し尽くされたテーマ。

 

でもこれって結局答えが出ないまま終わるんですよね

なんかふいにこれちゃんとまとめておこうと思って、人生って平等じゃないのか? 幸せってなに? ってところから、退屈な人生を楽しく生きるコツについて、自分がいつも考えていることを書いてみます!

 

人生って平等?

まずこれについて考えてみると、まあ平等じゃない!

 

っていうのは当たり前で、生まれた時から体の形も声も性別も、そしてうまれた家柄、親の職業、お金持ち、貧乏、生まれた地域、もろもろ違うんだから、そりゃ平等なわけない

 

「うわあ……」「オレって負け組なのかも……」

ってなりがちだけど、でも別にこれについて悲観することはないです。

 

勝ち組とは? 負け組とは?

そもそも勝ち組ってなによ、負け組ってなによ

よく言うのは年収ですよね。

 

でもお金持ちでも不幸な人はいるし、貧乏でも幸福度高く楽しく生きてる人だっている。

どっちが勝ち組かってしいていうなら後者なのかもしれないってことです。

 

だから年収は幸せと直結しない

 

だって結局 何をしたいかって言われたら、モテたい、旅行行きたい、美味しいもの食べたい、車が欲しい、家が欲しい、誰かに喜んでもらいたい、認められたい、などなどです。だからお金が欲しいってことですよね。

最終的には自分が楽しくなりたい、幸せな気持ちになりたいってところに行き着きます。

 

たしかに年収を上げたら、欲しいものを買えたり、周りに認められたり、自己実現に近づきやすいのも確かです。

だけど自分を満たすことって、心の中の話である以上、それを決めるのは年収だけじゃないってこと!

 

幸せとは?

じゃあざっくり幸せに生きられているかどうか? って問題になってくると、幸せってどこにでも誰の近くにも転がってます

正確には心の中にある以上、どこでも作れるはず、ということです。

 

イメージするとこんな感じ。

三角の上にいくほど強者で下にいくほど弱者を示してるけど、これはなんでもいい。お金持ちかどうかとか、仕事の立場とか。

 

幸せってどの場所にいても散らばってます。

で、幸せな人ってこの散らばってる幸せを見つけられる人

べつに三角の上のほうにいなくても、自分の周りにある幸せを摘んでいけるかどうかって話になってくる。

 

例えば僕は中学まで地元で成績はそれなりに優秀だったし友達もいて満たされてたけど、中学卒業後に偏差値の高い学校に入ってからは下から数えた方が早いくらい、友達も最初のうちはなかなかできずに四苦八苦してました。

自分のレベルは着実に上がっているのに、周りに比べて頭は悪いし、みんなすごいな〜と悲観的になる日々。昔のほうが幸せだった。そう感じてしまった時期がありました。

 

わかったのは幸福感って絶対値ではなく周りの環境に影響される相対的なものであるということ。

結局、自分がどれだけ上に進んだところで幸せが比例するわけではないし、自分が幸せと感じるレベルが上がらないことには、幸せになれないということが実感できたのです。

幸福度は山を登れば登るほど上がる、というものではなく、その山の途中とちゅうにある花をどれだけ見つけられるか、景色を見つけられるかってことだと気づきました。

 

自分の気持ちをあらためたときに、視野が広がったりするのですね。まあなかなか人の気持ちは変えられないもので、自分で気づくというよりは、辛いだとかショックな出来事が起きたときに視野が広がることが多いけど。

下の図みたいに人によって視野の大きさは違います。大きいほうが幸せに感じられるということです。

 

「今はこうだけど、あのときよりぜんぜん幸せだなあ」「こんなことできてる自分って実はすでに贅沢だ」

って気づけるようになったら、周りのやっていることを気にしたり、比べたりすることは、正直あんまりありません。そんな人は自分の周りのちょっとした幸せで満足できているように見えます。

 

人生、死ぬまでの暇つぶし

本を読めるだけ幸せ、ご飯を食べられてるだけ幸せ、寝られるだけ幸せ、究極を言えば、タレントのさんまさんの言葉を引用しますが、

生きてるだけで丸儲け

 

実母を3歳で亡くし、弟を火事で亡くしたさんまさんだからこそ、きっと自然に出てきた言葉なんでしょうね。

 

もちろん、今まで登ってきた山が丸ごとつぶれてしまうみたいな、現実は予想だにしなかったような厳しいことだってあって、どうしようもない、とりとめもないようなことに立ち向かってる人もいると思う。

だけどとにかく言いたいのは、自分の今いる立ち位置の中で、図の黄色の丸を大きくして幸せをつかむ視野を広げていくことが、幸せだってこと! 絶対値じゃないよ、相対値だよってこと!

 

たぶん何かモノが欲しいとかだったら実現できたら終わりだけど、幸せみたいな心の欲求って求めたら無限で終わりがないから、「幸せとは?」みたいな疑問って不幸にするおまじないなのかもしれないですね!!

どうせ死ぬまでの暇つぶし。人生って一生続くわけじゃないし限りがあるから、どうせなら楽しく幸せに行きたほうがお得ですよ。死んだらわかんなくなるんだし。