個人事業主(フリーランス)になるには? 開業届を10分で作成できる開業freeeを使えば最速だった

個人事業主、フリーランスになるときに最初に作成しなければならないのが開業届

あと人によってはそれ以外にもいくつか必要になる書類があって、いろいろとややこしくてまあこれが面倒

 

思い立ったら1日でも早く自分の仕事に集中したいし、手続きはさっさと終わらせたいです!

僕の場合は最初に個人事業主の入門書を読んで勉強していたのですが、最終的に「開業 freee」というツールを使ったら「最初からこれでよかったやん……」って感じでした

 

今後 個人事業主、フリーランスを目指す方に向けて、イメージをつかむために会社を辞めてから開業を行うにあたっての必要最低限の手順をまとめます!

 

開業に必須な手続きは、保険・年金・開業

個人事業主、フリーランスになるにあたって必ず全員 必要になるのが保険、年金、開業の手続き

順番に解説していきます。

 

国民健康保険(国保)に加入

これは今まで会社に勤めていて辞めた人向け!

 

今まで会社にいるときは社会保険に自動的に加入していたはずですが辞めると資格を失うので、それぞれの市区町村にある役場に行って国民健康保険(国保)に加入する手続きを行うのが基本です。

 

あと他の選択肢として以下があります。

  • 家族の扶養に入る
  • 「文芸美術国民健康保険組合」のような職種によって入れる健康保険組合に加入
  • 退職してからも在職中と同じ健康保険に引き続き加入できる任意継続を行う

 

とくに上の2つは保険料が大幅に安くなることがありますので、加入条件を確認しておくのがオススメ。

 

国民年金に加入

これも今まで会社に勤めていて辞めた人向け!

 

会社では厚生年金に加入していたはずですが辞めると資格を失うので、それぞれの市区町村にある役場に行って国民年金に加入します。

 

「2年前納」という制度でまとめて2年分の保険料を前払いすると 15,000円くらい割引されるので、まとまったお金がある方はこちらを適用することも検討すると良いです。

関連サイト国民年金保険料の「2年前納」制度|日本年金機構

 

開業届を作成して税務署に提出

いよいよ開業の手続き!

 

実は開業届だけでなく、人によっては開業時に最大でこれだけの書類を提出する必要が出てきます。

  • 開業・廃業等届出書
  • 青色申告承認申請書
  • 青色事業専従者給与に関する届出書
  • 給与支払事務所等の開設届出
  • 源泉所得税に納期の特例の承認に関する申請書

 

最初はネットや本で調べてたんですが、意外と面倒!

というわけで最終的に見つけた「開業 freee」というサイトですませました。

「開業 freee」では上記に挙げた書類をすべてサポートしていて、必要な書類を調べたり書類をもらってきたり記入したりする時間を省略することができます

 

僕の場合は書類作成の作業は10分ほどで終わりました。しかも無料

 

手順を以下に載せておきます!

「開業 freee」のサイトにアクセスすると以下のようなページが表示されるので、「今すぐ開業準備を始める」をクリック

 

すると登録ページが現れるので、メールアドレスとパスワードを入力して「開業freeeを始める」をクリック

 

登録したら、最初にどのような仕事を始めるのかについて入力し、「次へ」をクリック

 

2ページ目も必要事項を入力して「書類を提出する」をクリック

これで入力は終わり。合わせて質問は10個くらい。「これだけ?!」って感じです。

 

ちなみに質問事項はほとんど選択肢から選ぶだけなので簡単

 

最後に提出する書類一覧や提出先が確認できます

 

「書類を確認する」ボタンをクリックすると、このようにpdfで書類が出力されます。ちゃんとできてる!

 

これを印刷してハンコを押したりマイナンバーを記入します。

自宅のプリンタでもいいし、僕はUSBメモリに入れてコンビニで印刷しました。

 

あとは税務署へ提出するだけ!

本人確認書類やマイナンバーカードが必要になることもあるので、合わせて持っていったほうが良いと思います。

 

税務署でのやりとりはこんな感じ。

「(書類を見せて)これお願いしますー。」

 

税務署の方「確認させていただきます。」

税務署の方「あと本人が確認できる書類はあるでしょうか。」

 

「はいー(免許証を提示)。」

 

3分後。

税務署の方「はい、おつかれさまでしたー。」

 

以上! 「えっ、これで終わり?」って感じであっという間でした。

一回ひととおりやっちゃえば、個人事業主(フリーランス)の開業って簡単なんだなあと実感できます。

 

開業届はあとから出せるの?

開業届の提出は事業開始から1カ月以内というルールが定められています。

ただ、最近だとネットで気軽に自分の商売が始められるので、明確な開始ってあいまいになりがちで、お小遣い稼ぎのはずだったのが本業になっちゃって「開業届の期限に間に合わなかった」なんてこともあるかと思います。

 

これに関しては遅れても提出できて、罰則はないとのこと。

実際に僕も遅れて出してしまったのですが、何も言われることなく提出出来ました。

 

開業届を出さなくても確定申告でちゃんと税金を納めていればとやかく言われることはないようですが、ルールには沿っていないことは確かなので、ちゃんとしたがっておいたほうが良いのは間違いないですね。

そもそもこれを提出しないと65万円分の控除がつく青色申告ができない(この申請もさっきの「開業 freee」でサポートしています)ので、僕は今年分は税金を多く払うことになってしまいました……。

 

ちゃんとルールに沿っておいたほうが最終的には一番お得ってことですね!

 

 

以上! フリーランス楽しいですよ!!