「帰るの早すぎ!」
「もっと仕事しろ!」
っていう上司、周りにいますか?
いますよね?(笑)
これについていつも感じるけど、
マジで意味がない。
それを周りに言うことで全体の成果が上がっていればまだマシなのですが、今までの経験上 成果が上がるどころか下がることになりかねないことのほうが多いです。
働いた時間と成果は決して比例することはありません。
残業したくない方へ向けて、無駄な残業を減らす方法や考え方をまとめてみます。
そもそも日中に集中していればだいたい定時で仕事は終わる
成果の目標があったとして、ブラック企業でない限りバカみたいにありえない目標を立てることってないですよね。
だいたい手が届くくらいか、その少し上に設定すると思うんですけど、それくらいであれば そもそも日中に3, 4時間 集中していれば終わらせられるはずなんです。
よく考えてみてください。
成果を出しているほど、仕事の勘所を押さえて日中に仕事を終わらせてしまっているはずです。
そして、周りが早く帰るのを見て文句を言う人に限って、成果がぜんぜん出ていません。
あれこれ手をつけて結局何にもやってないんです。
そんな集中していない人に限って周りも気になってしまい、帰ることにケチをつけてしまいます。
この両者の差はなんで生まれるのか。
それは、やっぱり集中している時間に尽きます!
集中が深いほど成果は格段に上がる
例えば針穴に糸を通す仕事があったとします。(そんなのないけど例えばの話ね!)
ひとつの針に糸を通すためには1分間、集中力を継続させる必要があるとしましょう。
普段の仕事で言えば、メールを返信するとか、売り上げを計算するとか、他の人に成果を報告するとか、レポートをまとめるといった小さい一区切りのタスクです。
1分でひとつの針に糸が通せるということは、1時間で最大60個を処理できます。
しかし途中で誰かが話しかけてきたり、電話がかかってきたり、いったん他のタスクをやる必要になることもあるでしょう。
また、睡眠不足や周りの声で集中できないこともあるかもしれません。
この針に糸を通す仕事では、1分の中で集中力が途切れると、また最初から新たな気持ちで1分間集中しないと成果が生まれません。
つまり、集中できていない人はこの1分すら継続できず、何度も最初からやり直し。けっきょくひとつも針に糸が通せません。
こんなことをやっていれば、1時間たっても成果はほとんどなかったということになります。
また、50パーセントの集中力、つまりは1時間のうち30分だけ集中できたとしても、成果が50パーセントになるわけでもありません。
なぜなら1分以内に集中が途切れたらその1分の成果はゼロになるわけなので、成果は50パーセント以下になります。
ここで何が言いたいかというと、集中が深いほど成果は相乗的に増すということ!
だから日中に深い集中が数時間できている人とそうでない人では、夕方頃には成果に大きな差が生じます。
遅くまで残らないといけないということは、中途半端な集中力でダラダラ仕事をしてしまい、終わらせられたはずの仕事がまだ終わっていないにすぎないかもしれないのです。
もしそんな人が他の人が早く帰るのにケチをつけていたら、こんな残念なことはないってことです。
働いた時間と成果は比例しない
もちろん遅くまで残って高い成果をさらに伸ばす人だってたくさんいます。逆に日中サボって何もやってないうえに早く帰る人だっているでしょう。
だから一概に言えないのは当たり前ですが、とにかく遅くまで残っている人がたくさん成果を生んでいるとは限らないのは間違いないです。
働いた時間と成果は比例しません。
だから働いた時間を気にしてもしょうがなくて、注目すべきはその期間における成果。これを常に忘れないようにしないといけないです。
そしてあなたが成果をちゃんと意識して出しているのなら、集中してさっさと仕事を終わらせて、早く帰りましょう。
そして次の日も集中して高いパフォーマンスを維持していれば問題なし!
あとは自分の趣味や家族との楽しい時間を過ごしたほうが楽しいですからね!!
悩んでいたら弁護士に相談する方法もあります。