新海誠 監督の映画「言の葉の庭」のあらすじとネタバレ感想。舞台の聖地 新宿御苑がリアルすぎ

新海誠 監督の映画「言の葉の庭」を観たのであらすじと感想を書きます(ネタバレ注意!)。

ちなみに、今や聖地となっている舞台の新宿御苑に行ったことあるんですが、本当にそのまま! 新宿の街並みも超リアルです。

 

「言の葉の庭」のあらすじ

以下、あらすじを引用。

靴職人を志す15歳の高校生タカオは、雨が降るといつも学校をさぼって公園で靴のスケッチに熱中していた。そんなある日、彼は27歳のユキノと出会い、雨の日だけの再会を繰り返しながらお互いに少しずつ打ち解けていく。タカオは心のよりどころを失ってしまったユキノのために、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作ろうと決心する。

映画『言の葉の庭』 – シネマトゥデイ

 

一言でいえば切なくて淡い恋物語

ストーリーよりは雰囲気を味わう感じ。詩を読んでいるような作品でした。

 

新海誠さんの作品はとにかく絵がリアルで綺麗

監督は新海誠さんですが、監督だけじゃなくて、脚本や原作も手がけています。

 

新海誠さんは「君の名は。」で世間の多くの人に知られるようになったけど、実は昔から一定数のファンがいて、僕も知ってた。

たぶんそれまでは「秒速5センチメートル」なんかが有名だったんじゃないかと思う。

僕も新海誠作品で最初に観たのはこれで、友達に

「背景の絵がめっちゃ綺麗でビックリするよ」

って言われて、どんだけハードル上げるんだって思いながら観たらほんとに綺麗でビックリしてた記憶があります。

 

「言の葉の庭」でも景色の絵がひくくらい綺麗

とくにこの作品は東京・新宿にある新宿御苑という公園が舞台で、草木の緑や雨のシーンの背景が多く、とくに絵が際立ちます。

あと東京の街並みや電車もリアル

聖地巡礼に行ったファンも多いんだろうなあ。

 

たぶん何も知らない人がテレビで放送されてるの観たら、「なんだこのアニメ?!」ってチャンネル変えるの止めるくらいちょっとビックリすると思う。

写真かよって。

むしろ絵で書いてある分、写真より綺麗。そこがこの監督の魅力のひとつ。

個人的にはストーリーうんぬんより、東京の景色がリアルに描かれてるところがワクワクするポイントでした。

 

あいかわらず主人公がクサい

あと、新海誠が昔から根強いファンから支持されている理由だと思うのが、あまりにもクサいセリフがばんばん登場してくるところ。

それリアルだったら普通にためらうよなあってセリフも躊躇なくかぶせてくるので、

「うわあ、恥ずかしいいいいいい」

ってなるけど、これがまたクセになるんですよ。 だから好き嫌いは分かれそう。

でもこの暑苦しくてクサイ主人公が出てくるのが新海誠クオリティです。

 

「言の葉の庭」でもそれが存分に発揮されてて、ストーリーも面白く見られるけど、どちらかと言えば音楽のPV観てるみたいな感じ

 

最後に流れるテーマ、秦基博の Rain もいい。

雰囲気を味わってくれって言ってる。

監督もこういうの作りたいんだろうなあっていうのが伝わってきます。

 

あと新海誠 作品のラストはなぜか

「うわああああああああああ」

って切ない気分になって現実の世界に戻るのに時間がかかる作品が多くて今回もそれ。

やっぱこういうのが好きなんだろうなって思う。

なんかこれが快感でまた何度も観ちゃうんですよね!

 

「言の葉の庭」は新海誠ワールドが詰まってる

「君の名は。」はわりと万人にウケるように作られてる気がしたけど、やっぱり「言の葉の庭」には監督らしい個性がかなり詰まっていて、これぞ新海誠ワールド

これ観て大丈夫だったら次は「秒速5センチメートル」観たらもうハマる。

作品中に繊細さと神経質な感じが出てるのが、根強いファンを掴んできた秘密だと思います。

 

映像きれい」、「クサいセリフ」、「」の新海誠の十八番が全てが詰まった、これぞ新海誠の極みというものを味わえる作品でした。

 

映画の舞台となっている聖地 新宿御苑で金麦 飲みたい

ああ、このシーンみたいに、新宿御苑(新宿にある公園)で金麦飲みたくなる。

 

って思ったらアルコール持ち込み禁止じゃねーか!(環境省 公式サイトより)

 

「言の葉の庭」を観るならHuluがオススメ

PCやスマホで高画質で高速に動画が観られます。

14日間のお試し期間があるので、登録してその間に動画を観れば、他の新海誠 作品もまとめて完全無料で観られます

 

「言の葉の庭」の原作

映画監督でもある新海誠さんの原作はこちら。

 

言の葉の庭の主題歌「Rain」

「言の葉の庭」の主題歌である「Rain」は、もともと大江千里さんが出したアルバムに収録されていた曲を、この映画で秦基博さんがカバーしています。

 

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