本に頼りすぎていませんか?【本に侵された人たち】

本はいい

いきなりタイトルと矛盾するけど、本はいい!

とくに知識を増やしてくれたり、行動を促したりしてくれるビジネス本。

 

インターネットと違って、1つの物事について深くじっくり入り浸ることができるし、新しい価値観や知識を与えてくれる

昔に比べて読まなくなったけど、久しぶりに読むとやっぱりいいな、ってなる。

 

社会人になってからもいつも本を読んでいる人はやっぱり教養があって、語彙もたくさん持っていて、すごいなーって思う。かっこいい。

 

でもたーまにだけど、

なんかいいことしゃべってるけど、教科書どおりにそのまましゃべってるな〜

って人いません?!

自分の経験じゃなくて本に書いてあることそのまま自分のことのようにしゃべってるような。

 

本の話はいいけど、それより実際はどうなのよ?!

ってツッコミたくなる!

 

安定剤としての本

本を読むとなんか自分が少しレベルアップした気がしますよね。

なんかちょっと強くなったような、無敵になったような。

読み終わる頃には、テンションもやる気も上がって高揚している状態。

 

でも注意しなければならないのは、本だけ読んでもひとつも自分の身になっていないということ!

 

裏を返せば、ただの魔法の道具にすぎないんです。

本を読むだけでなんか物知りになった気になれる……こんな簡単なことはない

難しいのはその次の行動ではないかな。

 

あくまでも本は自分の考えにプラスαでエッセンスを加えてくれるものであって、実際に行動を起こさなければならないのは自分自身。

 

たしかにたくさん本を読むと、いろいろ知識がついて安心するし成長した感じにはさせてくれます。

でもそこで得た知識をそのまま語るだけのわかった気になっている行為は、机上の空論。もしかするとそれは自信のなさの現れになっていることがあるかもしれませんよ?!

 

内容をそのまま受けっとっちゃいけない!

別に本に限らずインターネットもだけど、書いてある文章をそのまま信じちゃいけないし、鵜呑みにしてはいけないです。

本に書いてある情報はあくまでその人のその状況での経験論、成功論だし、自分と同じ状況下で書かれてるわけではないので、同じようにやってもうまくいくわけないんです。

 

この有名な人が書いてるこの本がこう言ってるからって、、

それ、まったく根拠ないじゃん!!

 

それをそのままやってみたらだいたいうまくいかないです。嘘だと思ったらやってみたらいいと思う!

 

それよりは、自分で経験して、手や足、体を動かしてやってきたことのほうが何倍も何十倍も、今後のために役立つことが多い

実際に動いて初めてわかることがほとんど!

 

行動したうえで自分の脳みその中にある考え方リストのひとつに、先人の知識を加えると、効果が倍になったりします。

そういうときに本の知識が初めて役に立ちます。

 

行動、そして知識

だから知識は行動しているうえでしか効果は発揮しないんです!

行動しているうえで知識があると、その分 近道を通れます。

知識がないより効率がよくなったり、ゴールに到達する確度が上がります。

 

繰り返しますが、あくまでも行動しているうえでのこと。

 

まだ走り始めてもいないのにたくさんの近道を知っていて、それをスタート地点にいる他の人たちに語る姿は、すでに走り始めている人からすればさぞかし滑稽に見えることでしょう。

 

いざ実際にスタートしてみたら思わぬところに落とし穴があったり、竹やぶがあったり、猛獣に襲われることだってザラにあります。

そんなことまで本が教えてくれるわけではありません。

 

いつまでもスタート地点にいるままなのは本当に意味がない。そしてもったいない!

 

とりあえず

本もいいけど、行動してみないとわかんないよ?

 

 

 関連記事

成功者になるための必須条件「人からバカにされても笑われてもやりきる力」