【お金持ちが羨ましい?】金持ちに嫉妬する必要はない唯一のワケ

「お金 欲しいですか?」と聞かれたら、大半の人は「はい、欲しいです!」と答えますよね!

僕も欲しいです!!

お金なんて腐るわけじゃないし、あるだけあったほうが嬉しいに決まってる。あまってたらください、という感じ。

 

ところが!

フリーランスになって 仕事とかお金について考える時間が圧倒的に増えた。会社員だったら給与が毎月支払われるけど、フリーランスだったらイヤでも考えざるを得ない。

加えて仮想通貨のバブルによって 一生に一度あるかないかの体験ができたこともあって、「実はお金ってどうでもいいんじゃね?」みたいな結論になってきた。

これはそう思わざるを得なくなった逃避とか、スピリチュアル的な発想でもなくて、マジメに考えても そうことだったりする。

 

だけどまだまだ世の中で使えるお金のインパクトは大きいので大事ということは間違いないのだけど、そんな嫉妬までして執着するものほどではないよ、もう稼ぐことに特化しすぎるのはやめよ! ってことがわかるといいと思って個人的な意見を流してみる。

お金持ちが羨ましいという方に向けて、金持ちへの嫉妬を今すぐやめる対処法を書いていきます。

 

「お金が欲しい」の幻想

 

ここではわかりやすいように、強引に「貧乏な人」と「裕福な人」の2種類にわけて考えてみる。

 

ちなみにだけど、ぼくの実家は貧乏だった。今月の電気代が払えない、とかまでは切羽詰まってないけど、夕食のおかずを1品増やすか増やさないか論争が起こる程度の貧困具合だった。だからお金が欲しかった。

そして、上京して人脈も少し増えて、お金持ちと呼ばれる方々と接する機会がたびたびできるようになった。そういう人もお金が欲しいと言っている。

 

だから、人々が持つお金の さまざまな価値観をみてきて、ある人が別の人に対してのお金に対する悩みについて、誤解しやすいこともわかってきた

「お金が欲しい」という一言にも人によってまったくとらえ方が違っている。

 

もう少し砕いて考えてみると、そもそもお金は貯めるのが目的ではない。お金を使って何かをしたい、というのが裏に隠れているはずだ。

そして、貧乏な人がお金を欲しい理由は「もう少し豊かな生活がしたい」ということが多かったりする。

一方、お金持ちな人がさらにお金が欲しいと言う理由は、「さらに新たな事業を起こしたい」「自分の夢を実現したい」ということだったりする。

 

お金に求めている目的が違うからこそ、お金に対する価値観も変わってくるのだ。

「いや、お金がないのは稼ごうとしないからだ」とかって話はいったん横に置いて、今回は強引に2種類に分けたけど、必ずしも全員がこんなふうに思っているわけではない。

ここでは何が言いたいかというと、これくらい人によって お金に対して期待しているものが違うということ。

 

この目的の違いのせいで、例えば ある人は「お金はなくても幸せになれる」と言ったり、別の人は「いやいや、そんなわけないでしょ」とか、「お金持ちなのにまだお金が欲しいのかよ」とか不毛な議論になってしまうことが多い。

 

お金ってたいしたもんではない

 

まず、お金持ちというのはなんなのか。

お金を1億円 貯金している人? 都内の中心にマンションを保有している人?

 

まあいろんな考え方があると思うけど、実は一時的に貯め込んでてもたいしたもんではないと思ってる。

ひとつは価値が変わっていくから。

 

仮想通貨のことを思い出してみると、1年で10万円の価値だったものが1年後には200万円になってたりする。

これは極端な例だけど、円やドルもこれと同じで価値がどんどん変わっていくし、死ぬまでには円がゴミのような価値になっている可能性も考えられる。もちろん逆もあるけど。でもそれって運じゃん?!

 

生まれてからずっと、お金を払えばなんでもできてきたし、親とかに「お金を貯めておきなさい」とか言われて育ってきてたら すごく大事なものだと思いがちだけど、結局のところ 今この瞬間に使える期間限定チケットみたいなもん。別の誰かが持っているモノやサービスを受け取るために必要な券にすぎない。

 

そのチケットを蓄えるために自分の暮らしを犠牲にしてがんばるとか、誰かの生活を壊してお金を騙し取るとか、バカらしいと思ってこない……?!

一時的な快楽のためにお金を稼いでいることって想像以上に多いと思うんよね。

エラソーなこと言うつもりはないけど、お金はやっぱり大事。でもそれよりも大切にするものって絶対ある!

 

お金に安心する方法

 

「なんだよ、お金が不安定なものって知ったらもっとお金に対して不安が増してきた……」

「稼ぐモチベーションが減ってきたじゃねえか」

 

そう思ったら考え方を変えてみるといいかも。

 

個人的には「常にお金を生み出せる人」というのが、本当の意味でお金持ちではないかと思う。

それには人徳があったり、自分で何かを生み出せたり、お金を払わなくても自分で生活に必要なものを作れるということ。

 

そのために大事なのは何かしらのスキルを身に付けること。誰かを助けること、面白いものに取り組むこと。自分の能力値が上がることなら ほんとなんでもOK。

自分のやってみたいことがあればやればいいし、それで食っていくのが難しかったら普通に就職して働くのもアリ。

「何かを生み出す」、そして結果的に「お金を稼げる」という流れがある。

 

だからいきなり

「お金を稼ぐ」

というのに特化した合理的な人になっても、孤立しやすかったり 変な人が寄ってきたりして大変。「人生 生きてる意味ないかも……」ってところにすさんでいってしまうような気がする。

 

同じ 1,000万円持ってて、それでも「人生に不安がある」って人と「人生楽しい!」みたいな人の違いってそういうカラクリがあったりする。

 

お金はそんなにいらない

 

自分に本当に必要なお金を考えてみるといいと思う。

そうすると、だいたいの人にとっては実は思っているほど お金がいらないことが多い

 

例えば僕の場合はすごく少なくて良くて、嫌いな仕事をしない生活が維持できていればOK。

服はユニクロで充分だし、高級マンションとか車とか興味ない。贅沢は友人に誘われたら飲みに行ったり旅行に出かけるくらい。

 

自分個人がお金に対して考えていることは、できるだけ長く自分が好きなことに没頭できる時間が欲しくて、そのためにお金があったほうがその暮らしがやりやすいということ。

だからそれに必要なお金を貯めるし、それ以上は稼ぐことに特化しようとも思わない。

あとは僕にはブログから収入があるのだけど、これも好きだから続けているというのがある。好きなことを続けて、しかも広告収入が入ってくる。自分が努力したらした分だけお金が入ってくるしくみを作れると幸福度が高いこともわかってきた。

 

ただ その逆で、運良く仮想通貨のバブルに乗ったときに儲かったことがあるのだけど、あんまり幸せにはならなかった

ほんと3日で100万円とか増えた。

いや、上昇相場のときは嬉しかったし アドレナリンがドバドバでてきたけど、自分で操作して稼いでる感がなかったんですよ。なんだか満たされない。むしろ不安。

 

そんな運と、そして一時的に稼いだお金で何をしようかと考えたら、生活なにも変わんないよなあ〜、虚しいなあ、誰かにあげよ、って思ってたところにバブルが終わってまた戻ったんだけど。

これ、言葉ではあんまり伝わらないかも。

 

正直あのときそれを体験できて本当によかった。たぶん自分の場合は今以上に稼いでも生活も心も満たされることがないということがわかってしまったので、自分の能力値を上げて、飲みに誘ったらいつでもきてくれる友人が10人ほどいて、あとは自分の嫌いな仕事をやらない生活ができてたら最高だな、と思ったのでした。

 

まとめ

強引にまとめるけど、お金の増減に一喜一憂したり、稼いでる人に嫉妬する必要もないし、自分の得意なことや好きなことをやっていけばいいと思う。あとは周りの好きな人と仲良くしてこ!

そのほうが人生楽しいんじゃないの、という本日の日記でした!