TED(テッド)という著名人を集めた講演会があります。
「広める価値のあるアイデア」をスローガンに各方面の専門家たちが出場してスピーチを行うというもの。
実はこのスピーチ、インターネットで無料で公開されていて誰でも見られるようになっており、どれも興味深く、聞いていると新しいアイデアや刺激を受けられます。
僕はこのTED(テッド)が好きで今まで300本以上のプレゼンを見てきたのですが、その中でもとくに面白かった 人気でおすすめのTED(テッド)の動画をご紹介します!
どれも名スピーチ、プレゼンですよ〜!
目次
- 1 デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」
- 2 デレク・シヴァーズ 「変? それとも違うだけ?」
- 3 植松 努 「思うは招く」
- 4 堀江 貴文 「イノベーションを生み出す仕組み」
- 5 高須 光聖「笑いと快感」
- 6 アポロ・ロビンス「注意をそらすテクニック」
- 7 デレク・シヴァーズ 「目標は人に言わずにおこう」
- 8 ウィリアム・カムクァンバ「私がやって見せた風力発電」
- 9 マルコ・テンペスト 「嘘と真実のマジック」
- 10 高橋 晋平「新しいアイデアのつくり方」
- 11 松山大耕「Reasons for religion — a quest for inner peace」
- 12 西野 亮廣「A yacht moves by wind」
- 13 長岡 秀貴「時間という財産」
- 14 テイラー・ウィルソン 「うん、核融合炉を作ったよ」
- 15 エリック・ウィテカー「2000の歌声でつくるバーチャル合唱団」
- 16 御手洗 瑞子「Kesennuma sweaters」
- 17 Yuki Honma「消費に飽きたあなたへ、ソーシャルトラベルという提案 消費する旅から、創る旅へ。」
- 18 野口 大志「なんとかなる〜見えない大きな壁を乗りこえるには〜」
- 19 マット・カッツ「マット・カッツの30日間チャレンジ」
- 20 スティーブン・アディス 「一枚一枚の写真で綴る父娘の絆」
- 21 ジェシー・アーリントン「新しくないものを着ること」
- 22 ホアキム・デ・ポサダ「マシュマロはまだ食べちゃダメ!」
- 23 ベンジャミン・ザンダー「音楽と情熱」
- 24 バーク・ベア「僕たちの食料システムが何かおかしいよ」
- 25 マルクス・フィッシャー「鳥のように飛行するロボット」
- 26 ジュリア・スウィーニ「談話」
- 27 手塚貴晴「他に例を見ない最高の幼稚園」
- 28 佐藤 政樹「感動を創造する言葉の伝え方」
- 29 川口加奈「オモイコミが世界を変える」
- 30 マシュー・オライリー「私は死ぬのでしょうか?」
- 31 ゼイ・フランク「あなたは人間ですか?」
- 32 まとめ
デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」
デレク・シヴァーズが、ある驚くべき映像の助けを借りながら、社会的な運動というものが実際にはどのように起きるものであるかを解説しています。(ヒント: 2人必要。)
デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」 – YouTube
初めてTEDを見るならまずこれがオススメ!
3分だけなのでとりあえず見てみると良いと思います!
短いスピーチでTEDの魅力が伝わります。
社会問題が起きるメカニズム、起こす方法を実例の動画に習って解説。
真の立役者はリーダーではなくフォロワーというところが興味深いところ。
明快で無駄がなく、ユーモアでお手本のようなスピーチです。
デレク・シヴァーズ 「変? それとも違うだけ?」
「あらゆるものは別な見方ができる」とよく言いますが、それが思わぬところで当たっていることを、デレク・シヴァーズが2分間で示して見せてくれます。
デレク・シヴァーズ 「変? それとも違うだけ?」 – YouTube
また同じ人のやつ!
この方のスピーチはどれも短い時間で明確でなるほどと思わせてくれます。
今度は見方を変えてものごとを反対に見ても、やっぱり正しいかもよ? という話を2分の短い時間で教えてくれます。
植松 努 「思うは招く」
Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo – YouTube
少し長めですが、超オススメ。
TEDの動画の中で一番感動したプレゼンです。
「どうせ無理」という言葉をこの世からなくしたいと、自ら宇宙開発に取り組むおっちゃんから出る言葉は一言一言に重みがあって、勇気づけられます。
「どうせ無理」をなくしたい。植松努さんのTEDスピーチが感動する。プロフィールや本も紹介
堀江 貴文 「イノベーションを生み出す仕組み」
目標や夢を前にして大切なことは言い訳しないこと。 「でもお金がないから」「でも時間がないから」「でも才能がないから」。 「でも」という言葉で自分を縛らない。それからバランスをとろうとしないこと。本当にやりたいことがあるのなら、極端でいいのだ。 最後に自意識とプライドを捨てる。バリアを張らない。プライドなんて捨てれば、誰にでも声をかけられるし、なんにでも挑戦できる。それが堀江貴文の持論。 1972年福岡県八女市生まれ。1996年、東京大学在学中に、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年東証マザーズ上場。 国内最大級のオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」を主宰。 近著に『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』がある。
イノベーションを生み出す仕組み | 堀江 貴文 | TEDxTokyo – YouTube
社会人になって会社勤めを経験したことのなかった堀江貴文さんですが、なぜ毎日、会社へ行くために満員電車に乗って大変な思いをしている人がたくさんいるのかという疑問から、どうやったらそこから抜け出して自分の人生を送ることができるようになるのか考える内容。
世の中の大半の人たちはリスクを考えすぎて行動に移せずチャンスを逃しています。
常識に縛られずバカになって行動に移す重要性について語られており、何か新しいことを始めるやる気をもらえるスピーチ。
高須 光聖「笑いと快感」
面白い人や、面白い事がよく起る人には、ある共通点がある。それを知ると、人生のマイナスがある快感に変わり始める。コンプレックスを人生の武器に変える笑いの力とは テレビ画面の向こうに、まだ見ぬ世界を創りだす 幼少期からの仲良しである人気お笑い芸人ダウンタウンの松本さんから誘われたことをきっかけに、テレビの放送作家として活動し始めた高須さん。そんな彼は、現在の日本のお笑い番組の原点、バラエティー番組のスタイルを確立させました。それは、様々な制限や固定概念が存在するテレビの世界で、確固たるスタンスを持ち、周りの発想を変え続けてきたからこそ、できたこと。業界を変えてきた高須さんの目には、これからの日本の景色はどのように写っているのでしょうか。
笑いと快感 | 高須 光聖 | TEDxTokyo – YouTube
笑いをテーマに人気のテレビ放送作家がプレゼン。
笑いとは何か? そして笑いのメカニズム、お笑い芸人さんはなぜそれをやっているのか? を事例とともに語っています。
さすが面白いことを考える仕事だけあって、プレゼンも面白く飽きないように仕上がっています。
アポロ・ロビンス「注意をそらすテクニック」
世界一のスリとして名高いアポロ・ロビンスは、時計を盗みとりつつ、人間の興味深い反応を研究しています。抱腹絶倒の実演では、バイキング料理でも選ぶようにTEDGlobal 2013の参加者から一人を選びます。そして見せてくれるのは、人間の知覚の弱点を利用して、財布を抜き取り、持ち主の肩に載せても全く気づかない様子です。
アポロ・ロビンス: 注意をそらすテクニック – YouTube
世界一のスリとして名高いアポロ・ロビンスさんのプレゼン。
スリの技術を科学的に考えるとここまで突き詰められるのか、というくらいよく練られており、最後の観客とのパフォーマンスはゾクッとします。
この人が本当にスリを始めたら誰にもバレないかも……。
デレク・シヴァーズ 「目標は人に言わずにおこう」
素晴らしい計画を新しく思いついたとき、私たちが最初に考えるのはそれを誰かに話すということですが、目標は秘密にしておいた方が良いとデレク・シヴァーズは言います。彼は1920年代まで遡る研究を援用しながら、自分の野心について話すことはその実現の見込みを下げる可能性があることを示しています。
デレク・シヴァーズ 「目標は人に言わずにおこう」 – YouTube
目標は人に言わないほうが良いのはなぜか? という話を3分間の短い時間に凝縮してプレゼンしています。
研究結果や実例とともに簡潔にまとまっているので、おもしろくて興味深いものでした。
ウィリアム・カムクァンバ「私がやって見せた風力発電」
貧困と飢饉という環境の中、マラウィ人の少年が14歳にして自家発電用の風車を作りました。現在22歳になったウィリアム・カムクァンバが2度目のTEDステージで、彼自身の人生を変えた心を打たれる発明品の話をします。
ウィリアム・カムクァンバ: 私がやって見せた風力発電 – YouTube
ウィリアム・カムクァンバさんが14歳のとき、住んでいるマラウィという地域が飢饉に見舞われました。
学校にも行けなくなってしまい、そのとき図書館で見つけた本から発電用の風車を自力で作りました。
限られた環境でできることをやっているウィリアム・カムクァンバさんのプレゼンには勇気をもらいます。
実はこれが2回目のTEDで、前は緊張していて何も話せなかったとのこと。
以下がその1回目のプレゼンです。
マラウィの発明家ウィリアム・カンカンバは、わずか14歳のとき、図書館の本にあった簡単な図面をもとに、有り合わせの部品から彼の家族のために発電用の風車を作った。
マルコ・テンペスト 「嘘と真実のマジック」
マルコ・テンペストにはTEDxZurich 2010に来てもらいましたが、その時の彼を見た人は、なぜ今回のTEDxZurich 2011でまた彼が呼び戻されたのかお分かりでしょう。彼は言います。「私はものすごく現実的なものと、ものすごく非現実的なものを混ぜ合わせるのです」。それに対して私たちは言います。「魔法のようだ」と。
マルコ・テンペスト 「嘘と真実のマジック」 (TEDxZurich) – YouTube
マルコ・テンペストさんというマジシャンが3つのスマホの画面に同期して映し出された映像を使って、机の上でパフォーマンスを披露しています。
訴えかける映像と、魅了するパフォーマンスで観客の心を鷲掴みにします。
高橋 晋平「新しいアイデアのつくり方」
株式会社バンダイで現在カプセル玩具の企画開発を担当し、ヒット商品を次々に送り出しているアイデアマン。高橋晋平さんの代表作である「∞(むげん)にできるシリーズ」(∞プチプチ、∞エダマメ)は、2008年の第1回日本おもちゃ大賞「トレンディ・トイ」部門大賞に輝き、国内外でシリーズ累計500万個以上を販売する異例の大ヒットとなった。2012年には著書『∞(むげん)アイデアのつくり方』(イースト・プレス)でその独特な発想法を公開し、2013年の新商品「おねだりわんこ」も好評。世界中の人々がアイデアマンになれるよう、誰でも簡単にできる発想法の研究や講演活動をおこなっている。
新しいアイデアのつくり方 | 高橋 晋平 | TEDxTokyo – YouTube
見たこともない新しいおもちゃを作りたいという夢からおもちゃ会社に入社した高橋さん。
市場や売り上げのようなデータとにらめっこしているうちにアイデアが何も思いつかなかった経験から、データを捨てて、もっと自由に新しいアイデアを作る方法を提案しています。
実際にその発想から数々のヒット商品を生み出しています。
松山大耕「Reasons for religion — a quest for inner peace」
Reasons for religion — a quest for inner peace | Daiko Matsuyama | TEDxKyoto – YouTube
お寺のお坊さんらしい、なるほどーと思わせてくれるプレゼン。
宗教観の違いをカレーに例えるのがおもしろかった。
世の中にはいろんな解決法があってひとつじゃなくても良いです。
そして信じるものが違っていてもお互いを尊重し、仲良くする重要性について説いています。
西野 亮廣「A yacht moves by wind」
A yacht moves by wind | Akihiro Nishino | TEDxKids@Chiyoda – YouTube
嫌われている芸人代表 キングコングの西野さんのプレゼン。
向かい風も進むための才能で、コンプレックスを消さずに利用したほうがいいよ、という話。
芸人さんだけあって観客を巻き込むのがうまく、エピソードがひとつひとつ面白いです。
長岡 秀貴「時間という財産」
長野県上田市在住。40歳。
高校時代、左半身麻痺になるも奇跡的に回復。その経験から命に向き合い、人生観が大きく変わる。
上田西高校の教師を5年間務めるも、「公教育で見放されがちな、生き辛さに苦しむ若者たちに手を差し伸べたい」と、自分の学校を作るために退職。2003年に教え子たちと設立したHIDBOOKSから出版した自叙伝「脱・教師 ダッセン」が大きな反響を呼ぶ。
2004年に「NPO法人侍学園スクオーラ・今人」を設立し、理事長に就任。生きる力を共に育む「共育」という理念が多くの賛同者を集め、公教育とは違う道を認められる学校「オルタナティブ(代替的な)スクール」という教育カテゴリーを確立した。
2008年には厚生労働省の「地域若者サポートステーション事業」を受託。
現在も執筆活動や講演会を行い、新しい生き方のモデル・新しい共育のモデルを訴え続けている。
時間という財産: Hidetaka Nagaoka at TEDxSaku – YouTube
時間という財産の使い方に着目して、ダブルワークをし、好きなことを仕事にしていこうという話。
そして人は常に誰かに必要とされたい欲求を生まれながらに持っているので、何かをしてあげられるようになることが自分の幸福感に繋がる。それが自分が幸せになるための方法だよ、と導いてくれます。
幸せを満たすためにはいろんな方法があるでしょうが、この方が今までにされてきた生き方が非常に参考になりました。
テイラー・ウィルソン 「うん、核融合炉を作ったよ」
核融合こそ未来のエネルギー問題への答えであり、子どもにだって世界は変えられる、テイラー・ウィルソンはそう信じています。そして彼はそのどちらにも取り組んでいます。14歳の時に家のガレージで核融合炉を作り、17歳となった今、直前の依頼に応えてTEDのステージで自分の物語を(手短に)語っています。
テイラー・ウィルソン 「うん、核融合炉を作ったよ」 – YouTube
14歳のときに家のガレージで核融合炉を作ったという話から始まり、3分の間にひたすら自慢話をぶつけられます(笑)
でも実際にすごすぎるのでこれが爽快!
子供でも未来は作れる、誰にでもチャンスはあるんだということを教えてくれます。
エリック・ウィテカー「2000の歌声でつくるバーチャル合唱団」
去年現れた感動的でものすごくバイラルなビデオの中で、作曲家エリック・ウィテカーは世界中の歌手たちによるバーチャル合唱団を指揮しました。YouTubeの力を借りて音楽を作るクリエイティブな挑戦について語り、2,052人の合唱からなる新作「眠り」の最初の2分をお披露目します。
とにかくこれは見入ってしまう!
作曲家 兼 指揮者のエリック・ウィテカーさんは、インターネットで世界中の歌手の歌声を集めて、ひとつのバーチャルな合唱団つくりました。
それを YouTube にアップロードしたところ、口コミで広がり、1ヶ月で100万再生されるほどまでになりました。
実際の作品もこの場で少しだけ公開されています。
御手洗 瑞子「Kesennuma sweaters」
Kesennuma sweaters: 御手洗 瑞子 at TEDxTokyo 2014 – YouTube
東日本大震災発生後、被災した気仙沼に訪れると、仕事がなく自尊心が奪われている人がたくさんいたことを感じた御手洗さん。
気仙沼で人が誇りを持てる仕事を作りたいと、手編みのセーターやカーディガンなどを作る「気仙沼ニッティング」という会社を設立。
会社が軌道に乗るまでのストーリー、そして気仙沼ニッティングのコンセプトがとても素敵でした。
Yuki Honma「消費に飽きたあなたへ、ソーシャルトラベルという提案 消費する旅から、創る旅へ。」
消費に飽きたあなたへ、ソーシャルトラベルという提案 消費する旅から、創る旅へ。 | Yuki Honma | TEDxHIU – YouTube
世の中、物で満たされている時代で、消費に飽きているのではないか?
旅をするにも消費するだけなのは飽きてしまって、この方が提案する旅先で何かを創るという新しい方法を提案しています。
この方が実際にそのような旅をしていて、聞いているだけでワクワクします。
野口 大志「なんとかなる〜見えない大きな壁を乗りこえるには〜」
日本縦断の旅を2度経験し、何度も自分の中にある見えない大きな壁を乗りこえる為の秘訣とは?
野口 大志
鹿屋体育大学 体育学部 3年
大阪府堺市出身。高校まで大阪で暮らし大学から鹿児島へ。19歳の時にカナダに2ヶ月留学。大学に入ってから旅を好きになり、暇を見つけてはいろんな場所へバイクで旅に出る。九州一周を2度、日本縦断の旅も2度経験し、今年の夏には3度目の日本縦断の旅を計画している。鹿屋体育大学 サッカー部 NIFS 2ndに所属。少年サッカークラブ 大隅NIFS U-12のコーチ・マネージャーを務める。NIFS 2ndは社会人大隅リーグ優勝し、大隅NIFS U-12は県大会ベスト4に入る。
なんとかなる〜見えない大きな壁を乗りこえるには〜 | Masayuki Noguchi | TEDxKagoshima – YouTube
いつも親友を頼っていた野口さん。あるときひとりで日本縦断したときに「あれ? やってみたら1人でもなんとかなるじゃん」と気づきます。
自身の体験から、見えない大きな壁の乗り越え方を教えてくれます。
これは自分でいろんなことを経験してきたからこそ気づくことですね。
マット・カッツ「マット・カッツの30日間チャレンジ」
ずっとするつもりでいたこと、したいと思っていたことなのに、なかなかやれないでいることはありませんか? マット・カッツは試しに30日間だけやってみてはと言います。この短い軽妙な講演では、目標の設定と達成について考えるための素敵な方法が提案されています。
何かを新しいことをやるなら、とりあえず30日間やってみようよ! という話。
30日間あればそこそこのことができて、試しにやってみるのにちょうど良い長さ。
まずは一歩を踏み出そう! と、背中を押してくれるプレゼンです。
スティーブン・アディス 「一枚一枚の写真で綴る父娘の絆」
ずっと以前、とあるニューヨークの街角で、1歳の娘を抱えて立つスティーブン・アディスを妻がスナップ写真に収めました。それが父と娘の年中行事の始まりでした。アディスは娘といっしょに毎年同じ街角で同じ写真を撮り続けています。アディスはその宝物の写真15枚を見せながら、このささやかな行事の繰り返しがなぜ大きな意味を持つのかを語っています。
スティーブン・アディス 「一枚一枚の写真で綴る父娘の絆」 – YouTube
1年に1回、娘と同じ場所で写真を撮り続けてきた、スティーブン・アディスさん。
大事な15枚の写真から、思い出を作ることの大切さについて語っています。
素敵なエピソードでした。
ジェシー・アーリントン「新しくないものを着ること」
ジェシー・アーリントン: 新しくないものを着ること – YouTube
デザイナーのジェシー・アーリントンがTEDに参加する際に持ってきたスーツケースの中身は7枚の下着だけ。他に必要なものはロサンゼルスにある古着屋で購入しました。色と創造力の虹につつまれた講演は、思い入れをもって買い物をすることついて考えさせられる内容です。
洋服が大好きなデザイナーのジェシー・アーリントンさん。
洋服を探しながら見つけた人生の教訓は、どれも生活に彩りと明るさを与えてくれるものでした。
元気になれるプレゼンです。
ホアキム・デ・ポサダ「マシュマロはまだ食べちゃダメ!」
TED Uでのこの短い講演で、ホアキム・デ・ポサダが、楽しみを後に取っておくことに関する画期的な実験について、そしてその実験がどのように将来の成功を予見できるものかについて紹介します。子どもたちがマシュマロを食べないよう必死になっている、爆笑ビデオ付です。
ホアキム・デ・ポサダの、マシュマロはまだ食べちゃダメ! – YouTube
これは興味深い実験。
子供の目の前にマシュマロを置いて、「15分後に戻ってきたときにまだあったらもう1個もらえて2つ食べられるよ」と伝えて部屋を出て行きます。
すると15分の間にマシュマロを食べた子供と、食べていない子供の将来に大きな違いがあったのです。
そして子供のガマンしている映像がかわいい(笑)
ベンジャミン・ザンダー「音楽と情熱」
ベンジャミン・ザンダーは二つの伝染性の情熱を持っています:クラシック音楽そのものと、全ての人がクラシック音楽に対して持っている未開発の愛に目覚めさせることです。—そしてさらに、新しい可能性や、経験や、つながりについての未開発の愛に目覚めさせることも。
クラシック音楽に対する情熱がすごすぎる……。
クラシック音楽は一部の人が好きなものではなく、本来みんな好きなもので、それに気づいていないという話がありました。
この授業のようなプレゼンを聞いていたら、確かにクラシック音楽に興味が湧いてきます。
バーク・ベア「僕たちの食料システムが何かおかしいよ」
11歳のバーク・ベアが我々の食糧の主要な生産元である、人里離れた美しとは言いがたい産業化された農場に対する彼のアプローチを紹介します。食料の生産の緑化と地方化を説き、農場が人目から隔離されることによる楽観的超現実的な大型農業が促進されている問題点を主張します。
バーク・ベア「僕たちの食料システムが何かおかしいよ」 – YouTube
遺伝子操作された食物や化学肥料、害虫駆除のための科学物質がまかれた食物を当たり前のように食べていることに疑問をもったバーク・ベアさんのスピーチ。
11歳の少年といえども内容は深く、大人で、どうやったらこの状況を変えられるか考えさせられます。
今では将来はアメフト選手ではなく、有機野菜を手がけたいとのこと。
マルクス・フィッシャー「鳥のように飛行するロボット」
飛ぶロボットは数多くあります。しかし本物の鳥のように飛行するロボットはありませんでした。マルクス・フィッシャーと彼のチームが セグロカモメをモデルにして作り上げたこの軽量大型ロボット–SmartBird(賢い鳥)は、翼を羽ばたかせて飛行します。TEDGlobal 2011より飛行デモをお送りします。
これはただただすげー。
マルクス・フィッシャーさんのチームが開発している鳥のロボットが、実際に会場の上空を飛び回る光景は感動します。
ジュリア・スウィーニ「談話」
コメディアンのジュリア・スウィーニは、彼女の努力とは逆に、8歳の娘さんが蛙に生殖について学び始めた時ちょっとした嘘をつかなくてはなりません。というのも娘さんがとても機転の利いた質問をし始めるからです。
娘が蛙の生殖に興味を持ち始めてから、次々に飛んでくる純粋な質問に回答していく大人はタジタジ。
そのときの情景が浮かんできて思わず笑ってしまいます。
手塚貴晴「他に例を見ない最高の幼稚園」
東京にあるこの幼稚園では、5才の子供たちが交通渋滞を引き起こしたり、サンタクロースのための窓があったり・・・。建築家の手塚貴晴氏が設計した、世界で最も素晴らしい幼稚園です。この魅力的なトークで、彼が皆さんを案内するのは、子供が子供らしくなれる設計です。
珍しい形の幼稚園を設計した建築家の手塚貴晴さんのプレゼン。
その幼稚園では、子供の特性に合わせた のびのびと成長できるコンセプトがいたるところに散りばめられており、興味深いです。
佐藤 政樹「感動を創造する言葉の伝え方」
最も心に響くのは、上手にすらすらと話す人の言葉でしょうか。いいえ、そうではありません。感動を生み出す話し方とは、心を込めることでも抑揚をつけることでもなく、実感して語ること。劇団四季で主役を務めた佐藤政樹さんが、頭、胸、腹それぞれの部位での語り方の違いを熱演します!さあ、今日から実感して伝えましょう「こんにちはー!」
感動を創造する言葉の伝え方 | Masaki Sato | TEDxMeijiUniversity – YouTube
プロの舞台で活躍されている佐藤政樹さんが、相手に感動を伝えるときはスラスラとうまくしゃべる技術だけではないということを教えてくれているプレゼン。
持ち前の演技力で実演しながら、相手に聞かせる技術を教えてくれます。
川口加奈「オモイコミが世界を変える」
1991年大阪府生まれ。大阪市立大学卒業。14歳の時、ホームレス問題を目の当たりにしたことをきっかけに、ホームレス襲撃事件の根絶を目指して、講演活動や100人規模のワークショップを開催。高校2年生の時にはボランティア親善大使として渡米し、ワシントンD.C.での国際会議に参加した。大学2年生の4月にNPO法人「Homedoor」を設立。ホームレスや生活保護受給者への就労リハビリを提供する、シェアサイクル「HUBchari」事業で52名へ雇用創出を行う。CVG経済産業大臣賞、大学生OF THE YEAR 2011初代グランプリ、日経WOMAN OF THE YEAR若手リーダー部門等を受賞。
Believing motivates you: Kana Kawaguchi at TEDxYouth@Kyoto 2013 – YouTube
ホームレスが路上で凍死する現実を目の当たりにした川口加奈さんが何かできないかと、ホームレスのおっちゃんたちの特技に目をつけて事業を立ち上げます。
世界は広すぎて自分には変えられないと思いがちですが、自分の周りの小さなことから始めるだけでも良いということを訴えかけています。
マシュー・オライリー「私は死ぬのでしょうか?」
マシュー・オライリーはニューヨークのロングアイランドで活躍しているベテラン救命救急医療技術者です。ここでは、重傷を負った患者が彼に「私は死ぬのでしょうか?」と質問を投げかけた後、どうなるのかということについて語っています。
マシュー・オライリー: 「私は死ぬのでしょうか?」真実を答える – YouTube
救急救命士として働いてきたマシュー・オライリーさんは、幾度となくあと数分しか命が持たない患者に立ち会い、「私は今日死ぬんですよね」と言われたときに真実を伝えるべきか嘘を伝えるべきかのジレンマを抱えてきました。
今までの経験から出てきた彼なりの答えは、まさに命の授業と言えます。
ゼイ・フランク「あなたは人間ですか?」
あなたは「自分は人間なのか?」という疑問を抱いたことはありますか?ゼイ・フランクはこれを判断する簡単な質問を次々に投げかけます。リラックスして彼の言うことに従ってください。では始めましょう・・・
人間かどうかを調べるために、観客に次々と2択の質問を投げかけています。
最初は人間のよくある行動に観客も笑っていましたが、だんだんと人間の内面に入り込んでいきます。
まとめ
以上です!
興味深いプレゼンがたくさんあって数が多くなってしまいましたが、他にもTEDのサイトにたくさんのプレゼンがアップロードされているので興味があればぜひぜひ!