【ロボット・機械漫画】下町で鉄工所を経営する女の子「ナッちゃん」がすごい

下町で鉄工所を経営する女の子の物語を描いた漫画「ナッちゃん」がおもしろかった。

小さな町工場が大企業相手に技術力で戦っているさまがカッコよくて、すっかりハマってしまいました。

ロボット・機械好きにはたまらんうえに、たびたび出てくる経営哲学や仕事の楽しさを教えてくれるエピソードは胸に刺さるものがあって、これは一度 読むべき素敵な名作だったので紹介します。

 

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父のものづくり精神を受け継ぐナッちゃん

社会人になってからOLとして働いていた阪本ナツコ。あだ名は「ナッちゃん」。

実家で鉄工所を営んでいた父親がガンで倒れたのがきっかけとなり、後を継ぐことに。

地域の工場や会社の人たちからの無理難題な依頼を受けながら、大きなライバル企業にも負けずに 信頼を築き上げていくストーリー。

 

最初のうちは家業を継ぐことに反対していた母

 

昔からものづくりの楽しさに目覚めていたナッちゃん

 

機械の制作・加工シーンがたまらん

ストーリの途中で機械の修理や制作の過程が詳しく描かれていて、思わず見入ってしまいます。

 

工作好きにはたまらない

 

ドリルでの穴あけシーンがよく出ます

 

商売を続けていくのに大切なこと

小さな鉄工所は大企業にどんどん仕事がとられていきます。

でもナッちゃんの工場は地域の人々から愛されてひいきにされていました。

そんなナッちゃんから教えてもらえることがたくさんあります。

 

真っ当にモノを作るべき? 利益重視で作っておくべき……?

 

商売にとって一番大事なこととは「信用」だ!

 

「出来るかどうかを考えるんやない、どうやったら出来るかを考えるんや!」

 

「人に迷惑かけてまで 金儲けなんかするつもりないんや!」

 

生きるうえで大切なこと

正しい生き方ってなに?

 

「ボクが正しいと思うことに正直に生きていきたいんや」

 

学歴や実績で仕事を選ぶべき……?

 

仕事の大変さと喜び

 

まとめ

今から20年近く前に描かれた漫画ですが、「信頼が大切」とか「学校は企業の歯車になるための人材を生み出しているんじゃないか」とか「学歴が仕事を作るわけではない」といったエピソードは、昨今よく言われている価値観であったりして、まったく古びた感じのしない作品。

恵まれた社会になって「給料よりもどんな仕事をやるか」っていう価値観もより大切にされつつあるなか、こういう ものづくりや仕事の楽しさを教えてくれる漫画って貴重ですね。

現代にこそ刺さる、時代を超えて読み継がれるべき素敵な漫画でした!

 

「ナッちゃん」はPCやスマホで読めます

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