なんだかんだ言ってみんな大好き恋愛ネタ!
やっぱりモテたい。女の子と遊びたい。男なら誰しもそんな気持ちを持っているんじゃないかと思います(たぶん)。
藤沢数希さんの恋愛工学がテーマの「ぼくは愛を証明しようと思う。」が話題になってたので、読んでみました。
原作は小説だけど、年末にドラマ化もされてたようですね〜。
今回は読んだのは漫画! あらすじや感想を書いていきたいと思います!
目次
あらすじ
恋も愛もすべてはテクノロジーが勝利する――。女性を虜にする究極の技術「恋愛工学」を伝授しよう! 26歳の弁理士・渡辺は、溺愛していた恋人・麻衣子に浮気されショックを受け、すべてが上手くいかない現実に塞ぎこみBARで酒に溺れていた。すると突然、以前仕事で出会った永沢が現れ、初対面の美女を瞬く間に虜にする現場を目撃する! 追いすがる渡辺に、永沢はモテるための究極のテクノロジーの存在を伝えるのだった。
一言で言っちゃうと、
こんなに全力でナンパをやってる漫画、今まであったか!?
って感じ。
とにかくナンパナンパナンパ。
モテるためのテクニックを紹介しながらナンパを成功させていくといったストーリー。
そのテクニックをこの漫画では恋愛工学と呼んでいます。
ぼくは愛を証明しようと思う。(1) (アフタヌーンコミックス)
恋愛工学
かつて文系人間のガッツで回っていた金融や広告などといった業界は いまや複雑なアルゴリズムを操るオタクたちが牛耳っている
恋愛だって同じではないだろうか?
答えばイエスだ
おおおお。なんかすごそうやん……。
ってところから始まります。
この「恋愛工学」ってやつを駆使して、モテなかった男がそれを使った結果どうなったのかっていうストーリーです。
登場する恋愛工学用語たち
漫画で紹介されてる恋愛工学の例がこちら。
イエスセット(イエスの慣性の法則)
とにかく女性がイエスと言うようなワードを織り交ぜて会話すること。
男「ビール好きですか?」
女「はい、好きです」
男「フォトショップ使えるんですね〜!」
女「はい」
といった具合。
これでラポール(女性が男性を信頼して心を開いている状態のこと)を形成して、他の誘いにもイエスで乗ってくれるようになるというもの。
ぼくは愛を証明しようと思う。(1) (アフタヌーンコミックス)
タイムコンストレイントメソッド
「これから仕事であと20分しかないんだけど……」
と言ったりしてこれからの会話に時間制限をつけることで、しつこく付きまとわれる不安を払拭し、ナンパの成功率を上げる方法。
ぼくは愛を証明しようと思う。(1) (アフタヌーンコミックス)
返報性の原理
人は他人から施しを受けたときに、「お返しをしなければ」という感情を抱くという原理。
何かをしてあげてその後に連絡先を聞いたりする方法。
ぼくは愛を証明しようと思う。(1) (アフタヌーンコミックス)
人間関係を円滑に築くためのヒント
この漫画の感想としては、恋愛版カイジだった!
恋愛をゲームのように見立てて効率よく物事を運ぶためにはどうすればいいかってストーリーなので、純粋な恋愛マニュアルとして読むと不快に感じる人も多いと思う。女性は読まないほうが良いかもね!
あくまでこの漫画は「モテる」が目標なので、純粋に恋愛したいっていうときに当てはまるかといえば必ずしもそうではなくて、現実的には漫画のとおりに順調にいくことはないだろうし、人によっては怒らせることもあると思うのであまり真に受けすぎないよう注意!(いちおう)
しかし出てくる内容は人間関係を円滑に築くための基礎的な知識だったりするし、恋愛に限らず営業の仕事や初対面な相手との場でコミュニケーション能力が高い人は、自然と使ってるテクニックも多くある。
適度に「ふーん、なるほどなあ」って吸収しつつも、単純にナンパ物語として読むと面白いと思います。
いや、最初の失敗談とか妙にリアルで、これ作者の実体験かなあと思いました。
そしてこういう細かい技術よりも、これを知ったことで自信をつけて積極的になれるってところが一番のメリットかなと思いました!
ぼ、僕ももっと頑張ろう……。
「ぼくは愛を証明しようと思う。」はPCやスマホで読めます
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