ビットコイン(仮想通貨)の暴落を予想。これまでの反省からみる対処法。

近頃はビットコイン(仮想通貨)関連の Twitter をよく見てます。

上昇や暴落があるたびに、世間の生の声が聞けるのは貴重!

値動きに対する反応が知れて、自分の感覚が養われていくと思って覗いてます。

 

そんな感じでやってるのですが、ついこないだ、ビットコインで大きな暴落がありました。

すぐ復活したのですが、それが起きたのが深夜でロスカットにより知らぬうちに資金の全てを失った人が多数。

 

このビットコイン(仮想通貨)の暴落から学んだ反省と、今後の予想される値動きから対処法についてまとめてみます。

 

先日の暴落のようす

暴落時のチャートがこちら。

11/30 の深夜のことでした。

 

0:00 から下落し始め、時間を追うごとに勢いを増して、とうとう4:00には80万円に。

一晩で40パーセント近くの下落です。

 

そこからまたお昼には何事もなかったかのように元の値に戻りました

わずか10時間ほどの出来事です。

 

Twitter でも、この数時間でリタイアした人がチラホラ。

 

ビットコインの動きは激しい。読めない。

僕の場合はもう基本的に「ビットコイン(仮想通貨)のチャートは読めないもの」くらいに考えてます。

人間の心理で動いている短期的な波と、数年単位の全体の大きな流れは目安程度に予想はつけられるかもしれません。

 

しかしニュースや有力者の発言や急な資金流入で一気にチャートが崩れるのは、どうしたって誰にもわからない

それにお金持ちな人がちょっとお金をビットコインの相場に抜き差しするだけで、いつでもチャートを操作できてしまいます

 

だって、こんな美しいチャートのその先は……

 

こんなことになってたって先に予想できました?(笑)

 

これは今の日足のチャート。この先はどうなるでしょう……?

 

短期間でこれだけレートが動くということは、同じように短期間でこれだけ下がるポテンシャルもあるということ。

 

上の図は勝手な予想なので、適当です。

だけどこんなことが起こったとしても別に不思議じゃないよっていうことです。

 

この不確定な部分のゆとりを資金管理で対処しておかないと、一発退場になってしまうというのが、ここで言いたいことです!

 

損切りとリスクの計算で対処

投資には必ずリスクがつきもの。

上のように数ヶ月かけてコツコツ積み上げた利益なんて、ビットコインは1日にしていつでも吸い取る吸収力があります。

 

で、こんなふうにチャートは先が読めない前提で考えると、先の未来を当てようと頑張ることはあまり得策とは言えません(流れを掴むのは大事ですが)。

それよりもあらかじめ確実に対処できることは何かを考えます。

 

となると、やはり投資の王道の話でしかないのですが、まずは損切り

下がったら損切りしておけば、暴落したとしても安心できます。

そして下がりきったところでまた買い直すという方法もあります。

底がわからなければ無理に買わなくてもいいし、また値動きが落ち着いてから参加しても良いかもしれません。

 

次に、いくらまで損失が出ても復活できるか、死なないか、つまりはどこまでリスクをとるか、ということを決めておく必要があります。

 

そのために、レートがいくらになったら損がいくらになるのか計算します

とくにレバレッジを使っている方は必須!

自分の脳の感覚と実データは絶対に違います。

 

例えば100万円を使ってとれるリスクの最大限のレバレッジをかけて、ビットコインを買いたいとします。

そして、現在は1BTCあたり100万円の価値があって、これが最悪60万円まで下がることを想定したとします。

 

そうすると、

100万円 – 60万円 = 40万円

つまりマイナス40万円の値幅に対応できるところまでしか、元手の100万円に対してレバレッジはかけられません

 

元手は100万円なので、

100万円 ÷ 40万円 = 2.5

この計算で、レバレッジを2.5倍にすれば、ビットコインの価格が60万円になったときに、100万円損するということがわかります。

(ビットコインの価格が60万円を下回れば借金。)

 

だからレバレッジ10倍なんて、どれだけ大変なリスクを負っているかということなんですね。

 

もちろんレバレッジのメリットを利用すれば効率の良い投資ができるわけで、使うことに否定はしないです。

だけど、ここで行った計算がわからないとか、ビットコインの価格がいくらまで下がるかイメージできてないということであれば、使わなければいいんじゃないですかね!

 

以上、全体の貯金の中からビットコインに充てる資金をいくらにするか、いくら下がったら損切りするか、最悪のリスクはいくらまで取れるかを考えてバランスのとれた投資をおすすめします!