副業としてネットで稼ぐには? ブログで稼ぐための教科書「ブログ飯」は正攻法が学べる本

いろんなところで見かけるブログで収入を得るための秘訣が書かれた有名な本「ブログ飯」。

 

作者の 染谷 昌利 さんは「Xperia 非公式マニュアル」などのブログを運営してお金を稼いで家族を養ってきた方で、実際の経験から築き上げてきた ブログで稼ぐにはどのようなステップを踏んでいく必要があるかというところがまとめられていて、非常に参考になる本でした。

副業としてネットで稼ぐことを目標としている方の入門書としてもタメになる内容だったので ご紹介します。

 

「ブログ飯」とは?

ブログ飯って言葉の由来は「ブログで飯を食う」という言葉に由来してつけられたタイトルだそうです。

本書のタイトル「ブログ飯」は、お笑いコンビ「笑い飯」さんからヒントを得ました。巷で言われている話によると、「笑い飯」とは、「笑いで飯を食う」に由来したとされています。ブログ(を使ったアフィリエイト、アドセンス)で飯を食っている私だから、「ブログ飯」となるわけです。

 

非常に簡潔でキャッチーなタイトル。

僕もブログ飯になりたい!

 

稼ぎ続けるためのノウハウは小手先のテクニックではない

この本には、明日からすぐに使えて何かが変わるようなテクニックの話はありません

だからなんかすごいことを知ることができるんじゃないかと期待して読むと、つまんないです。

しかし実際にお金を稼ぐということは大変で、本をちょっと読んで掴み取れるようなものではありません

 

巷でよく目にする本は、「1ヶ月で10万円稼ぐ方法」といったようなタイトルで、内容もすぐに使えるテクニックの話を書いたものが多いです。

なぜならそっちのほうが本が売れるからです。

だけどそういう内容を実際に試してみても、本の内容に満足するだけで実際にうまくやれることは難しいことがわかります

また、できたとしてもすぐに使えなくなります

 

ここでは本当にブログで稼ぐための本質がつまっているからこそ、小手先のテクニックのようないつか使えなくなる手法ではなく、作者のように何年間もの間、ブログで家族を養ってきたネットで稼ぐための本質が詰め込まれています。

実際に作者が試行錯誤しながら苦労してきた歴史をそのままこの本に反映しているからこそ、みんなが遠回りしないための生の体験で埋め尽くされていました。

 

こんな実体験を整理された状態で読めるのは非常に貴重です!

 

得意なことを突き詰めて、いかに人と違うオリジナリティを出せるか

僕もブログを書いていて気をつけていることですが、僕のような有名人でもないような人間が他人から興味を持ってもらえる方法は「人と何か違う」ということかなと思います。

 

僕が「おしゃれカフェで飲んだカプチーノ」っていう日記を書いたところで有名人でもない限り誰も読まないでしょう。

知っている人の日記だったら面白いかもしれませんが、見ず知らずの人の日常をわざわざ読みにいくことはありません

 

趣味で書いているのなら構わないのですが、ここではブログで稼ぐことを前提とした話なので、それだといけません。

 

例えば僕が何か人と違うことがあると考えたら、フリーランスである、エンジニアをやっている、転職したことがある、大手の会社に勤めたことがある、などなどかなと思っています。

実際に体験したことは、生の情報を発信することができて、経験したことがない人にはマネできません。

 

そしてこれを読みたいと思う人がいるとしたら、具体的にどんな記事を読みたいかと考えていきます

テーマがエンジニアだとしたら、エンジニアになりたい人なのか、エンジニアにすでになっている人なのか、エンジニアを辞めたい人なのかで読みたい記事が変わってくるため、読み手の属性を想像して書いていきます

 

継続することが大事

これをさらに世間からかけ離れたオリジナリティがあるものにするために、徹底的に自分の知識を深めていくことが大事です。

人と違う、他と違うことは大きな価値を生み出します。

 

そのためには継続することが重要です。

そして継続するためには自分の情熱を注げる内容が良いです。

 

この内容なら朝まで語れる、といったものを持っていればしめたもの。

誰かがそれを読みたい、知りたいと思っています。

 

まとめ

他の人にマネできない情熱を注げる内容で、読者の役に立つ記事を発信する。

それを続けることで結果が伴ってくるという重要性がこの本では繰り返し語られています。

 

これはブログの話だけじゃなくて、どんなことにおいても成功を生むための必須条件ではないでしょうか。

自分の好きなこと、得意なことを徹底的に磨き上げることで価値を生む。たったそれだけのことを、どれだけ継続してやれるかが重要なのです。好きだという気持ちの大きさこそ、あなたの優位性を保つ最大の指標なのです。

 

そして諦めるラインを持っておいてうまくいかないようであれば方向転換するという話にも本の中で言及されています。

これはどんな本よりも生の実体験を綴った、現実に沿って書かれた内容でした。

 

こんな地味で、だけど真実が語られた本はなかなかないと思います。

忘れたころに繰り返し読んでおこうと思える内容でした。

 

ブログはとりあえず始めてみることが一番です。

だけどせっかく始めるならやみくもに始めるよりも、先人の体験を先に聞いておいたほうが最良な選択肢を選べる確率が上がります

 

ぜひこれからブログを始める方、始めてからまだ思うように結果が出ていない方は、必要のないところでムダに遠回りしないために読んでみてください!