「自分の人生だから好きに生きればいい」
はい、でた! ↑これよく言うじゃない?!
確かにそうだと思うんだけど実際にできてる人ってけっこう少ない。
正直ここだけの話だけど、僕自身 昔は、そんな自分の好き勝手にできないでしょ、ただのキレイごとじゃん! ばーかばーか なんて思ってたことがありました。
とくに人生に与える影響が大きい仕事の意味とか、なんのために働くのかについて、思うところを書いてみたいと思います。
人に左右されていた自分
例えば僕なんかは新卒の頃、本当はプログラミングができる他の会社に行きたかったんだけど、親や親戚のためにイヤイヤその会社で働いていました。
あるとき親や親戚に転職の話をしたところ、それなりに大手の会社に就職できたのもあってかめっちゃ反対されて、期待に応えなきゃって思ってガマンしてた。
親戚に、
「お前がいい会社に入ったから知り合いに自慢してるんだよ。」
なんてことを酒を飲みながら言われたことも覚えてる。
それはそれで嬉しいことなんだけどなんか違う。
本当は夢を叶えるために転職を応援して欲しいっていうのが本心。
嬉しいような悲しいような、そして結局つらいやつ。
期待に応えなきゃ、悲しませてはいけない、とかいう感情が頭の片隅に渦巻いていました。
親、親戚、自分以外の “誰かのため” に結局 転職を踏みとどまったのでした。
思ったほど周りの人は深く考えてない
でもやっぱり諦めることはできなくて、よーく考えると、このままじゃ後悔するし、もしチャンスを逃したら周りの人を一生恨んでしまうかもしれない。
もう何を言われてもいいやって思って、結局 自分の意思で転職しました。
周りの人は心配したけど、僕はまったく後悔していないし、これで良かったと思っています。
そして周りの人も今はなんとも思っていません。
もはや「自分のことだから自分で決めなさい」って感じ。
新卒で石川県から上京するときですら、
「地元に残ればいいじゃない」
なんてことを言われてそれを押し切って東京に出てきたけど、いまは
「こっちは就職先がないから帰ってこなくていい」
って言われてるくらい。
こんな変わるか!っていうくらい変わる。 ツンデレかよ。
人の気持ちはすぐ変わる
結局はそんなもん。
人の考えっていうのは “慣れ” や “ちょっとした環境の変化” ですぐに変わっちゃいます。
そして、実はみんな他の人のことは意外とそこまで考えていません。
考えていたとしても当たり前だけど自分自身ほど考えているわけじゃない。
なぜなら誰もそんな暇じゃない。
自分自身のことで精一杯だし、自分を守らないといけません。
だからそのときの発言は本心から来るものではないかもしれません。
例えば親なら子供に対して、できることなら自分の人生だから好きなようにやっていって欲しいと思ってるはず。
でも自分がさびしいからとか、心配だからとか、近所の人からどう思われるかとか、なんていう本人のエゴで口を出していることも多い。
気にかけてくれるのはありがたいことであっても、それは決して自分にとってプラスになるものとは限らないのです。
自分の人生だから好きに生きればいい
だからちゃんとやりたいことがあるのなら、そういう一時的な感情に付き合う必要はないし、それで大きなチャンスを逃してしまえば一生後悔するはず。
そして、自分で決めたことなら当たり前だけど何があっても自分のせいだし、自分の意思で動いているからちょっとしたことで後悔するようなことってないです。
他人の平穏な気持ちを維持するために自分がガマンするのはやめといたほうがいい。
なぜなら自分の人生だからね!