【大損】身をもって経験したトラリピの失敗例をまとめる

僕はFXだけでなく、株や仮想通貨でもトラリピと同じ手法でトレードをやってきたわけなんですが、もちろんそれで利益になったこともあるし、大損してしまったことも多々あります。

トラリピはコツコツ利益を積み重ねていく手法がゆえに、一回大損をくらってしまうと最終的に失敗で終わってしまうというワナと隣り合わせ

 

というわけで僕が身をもって経験した体験談をからめて、トラリピの失敗例を書いてきます。

これから運用される方は同じ過ちを踏まないよう注意です。

 

含み損が増えて途中でリタイアしてしまう

トラリピはレンジ相場に強いです。

そのため、意に反して上がりっぱなしだったり 下がりっぱなしだったりすると、どんどん含み損が増えて、まだまだこのまま含み損が増えていくんじゃないかと不安になって途中でやめてしまいがち

 

含み損が増えてナンボのトレードルールなので、一時的に損が大きくなったとしても ここは耐え忍ぶ必要があります

ホントは中途半端な運用期間でやめてしまうのが 一番 損失が大きいんですが、それでもやっぱり不安になるんですよね。

 

ポイント

損が出たときに耐えられる資金量とルールで運用しましょう。

 

注文レンジを越えている期間は確定する利益がゼロ

注文の仕掛けをしている範囲外に価格が動いてしまうと、その期間は確定する利益がゼロになってしまいます。

また、僕自身はロスカットをしない方針ですが、設定しているとロスカットになる場合も。

 

いずれレンジ内に戻って来れば利益が出るのでそれまで待てばいいんですが、日常で利益も出ないのに資金が拘束されてしまうのはやっぱり気持ちのいいものではありません。

これについてはレンジの幅を広くする、という手が有効です。ただ、1回の注文にかけられる金額も増えるのでそこはトレードオフですが……。

 

でも1回の利益が大きいけどレンジから外れやすいか、小さくてもいいから毎月利益が出ている状態がいいか、って考えたら僕は後者がいい。

できるだけ安心感を持って放置しておくためには自分の納得感も大事です。

 

ポイント

長く運用する場合はレンジの幅は広めに。

 

途中でルールを変えると面倒

利益幅やレンジの幅など、定期的に今の状況に合わせて設定を変えるとパフォーマンスがよくなることもありますが、個人的にはそれは面倒なのであまりやりません。

途中でルールを変えると、「あ、やっぱり変えないほうがよかった」とか、ルールが混在してゴチャゴチャになってしまい、自身で把握しきれなくなってしまうことがあります。

 

あとはあまり相場が動かないときにありがちなのが、資金に余裕がないのに無理にルールを追加してしまうということ。

その後大きく動いて耐えられなくなってしまう、なんてこともあります。

 

しっかり管理できる人ならいいと思いますが、僕はそのあたりが面倒だと感じるので、ずっとルールを変えないつもりで最初の設定を考えています。

資金がこれだけ増えたから一回の注文量をロスカットを考慮して増やす、といったように計画的であればいいと思います。

 

ポイント

途中のルール変更を行う場合は、想定外の動きになった場合を考慮。

それが難しそうならやらない。

 

まとめ

過去の歴史でトラリピ運用していた場合を考えてみると、ほとんどの場合は何もせずに待ってたら解決するんですよね。

でも自分の思ったとおりに値が動いてくれなくて、あれこれいじってみたり、不安になってやめてしまったり……。

メンタル面って想像以上に重要なことがわかります。

 

逆に言えばメンタルが強いといいんですが、でもそれは やっぱり人間である以上なかなか難しい。

資金量をおさえたり レンジ幅を大きくするなど ルールをゆるく設定することで、日中にトラリピが気になってしかたないという状況にならないように 対処でまかなうことも大事ですね。

 

時間を味方につけて資金を増やしていくトラリピは、長く運用できることがとても大切!

無理のないトラリピ運用を心がけていきましょう。