1年半ほど前に買ってほとんど毎日乗ってきた愛車「PAS CITY-X」。
都内の移動はほとんどこれ。電動自転車なので電車に乗らなくてもどこでもスイスイ行けて、かなり重宝している大事な自転車です。
このブログでも過去に愛車紹介してました。
いつものように出かけようと、マンションの駐輪場を見たら……
盗まれてたーーーーー!!!
めんどくせえ……。
こんなとき、「また新しいの買わなきゃ」とか「何をすればいいのかわからなくてめんどくさい」って思ってイライラしますよね。
しかし盗まれるときは盗まれる!
盗む人は残念ながら一定数いて しょうもないやつらの仕業なので、そんなことでストレスためてももったいない!!
ここは慌てず騒がず さっさとやること終わらせてスッキリしましょう。
ここでは自転車が盗まれたら やるべきことをまとめました。
実際に警察に盗難届を出してきたときのようすや、その後の防犯対策についても書いていきます。
目次
自転車が盗まれたときの手順
自転車が盗まれたら確認したい項目は以下。
- 自転車をどこかに置いてきていないか確認する
- 自転車が盗まれた付近に置いてないか確認する
- 自転車が駐めてあった場所の近くに撤去の張り紙がないか確認する
- 警察に盗難届を提出する
- 自転車の盗難保険や盗難保証を確認する
ではそれぞれの項目について、以下から詳しく説明していきます。
自転車をどこかに置いてきていないか確認する
まずは警察に行かなきゃ! ってなりがちなんですが、もしかしたら意外と勘違いなだけだったってこともあります。
最後に自転車に乗ったときはいつかを思い出して、そこから行った場所を辿っていきます。
僕の場合は自転車に乗って近くのコンビニ行ったにも関わらず 帰りは無意識で歩いて帰ってきたために、コンビニに置きっ放しになっていたことがありました。
自転車が盗まれた付近に置いてないか確認する
これも意外とあります。
盗まれた付近に自転車がないか確認してみましょう。
意外とその付近の道路が工事のために移動されていたり、駐めちゃいけないところに置いてあって警備していた人が近くに移動していたりすることもあります。
僕の場合も自転車整理のスタッフが近くに移動していたケースがありました。
自転車が駐めてあった場所の近くに撤去の張り紙がないか確認する
街中の放置禁止区域に自転車を駐めていた場合は撤去されている可能性があります。
撤去されたときは近くに撤去公示といった「撤去しましたよ、ここまで取りに来てくださいね」という張り紙が貼ってあるので確認します。
警察に盗難届を提出する
ここまでの項目を確認してもやっぱり見つからない! ということであれば、やっぱり盗まれた可能性大。
あとは自己解決できないので警察に盗難届を出しに行きます。
盗難届を出す場所
最寄りの警察署や交番
盗難届を出す際に必要なもの
防犯登録カード、または防犯登録の控えさえあればOK。
あとは指の先に朱肉をつけて拇印を押しますが、それがイヤだったら印鑑を持って行ったほうが良いです。
また、自転車の機種や色、特徴、価格などを詳しく聞かれたので、自転車を購入したときの書類や領収書などを持っていくとスムーズだと思いました。
盗難届を出したときのようす
近くの交番へ行って、「自転車が盗まれましたー」という話を伝えると、担当の方がついて自転車の特徴を聞かれました。
聞かれた項目は、
- 買ったとき価格
- モデル
- 型
- 色
- ギア数
- どんなカゴか
- カギはついているか
などなど。
あとは、盗まれたときの状況もいくつか聞かれます。
- 車体に荷物を置いていなかったか
- カギはかけていたか
- 最後に置いた場所と時間
- 盗まれたことに気づいた時間
- 疑いのある人を見たり知ったりしていないか
などなど。
担当の方が、これらの項目をヒアリングしながら盗難届に記入していきます。
あとはこちらで
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 職業
などを記入し、盗難届の提出は終わり。
あと「マンションの駐輪場に防犯カメラがついているので確認したいですか?」ということも言われました。
ただマンションの管理者と連絡をとって立ち会うことになったり、そもそもマンションによっては防犯カメラを見せてもらえなかったり、メモリが小さくて数日で映像が消えてしまうカメラもあるらしい……。
見たい気持ちもあるけど見たからといって解決するわけじゃないので今回はやめておきました。
警察に行ってから盗難届を提出するまで、だいたい所要時間は30分くらい。
自転車の盗難保険や盗難保証を確認する
とくに高価な自転車であれば、盗難保険や保証がなかったか確認します。
僕の購入したヤマハの「PAS CITY-X」という機種では3年間盗難保険がついていて、30%(1年目及び2年目)、もしくは50%(3年目)を負担すると同型車の新車を購入できるというものがあります。
自転車を盗まれて確認できることは以上!
盗難届を出さないとどうなる?
ここからは余談。「もういらない自転車だし盗まれたままでいいや〜」って場合もあると思いますが、盗難届は必ず出しておいたほうが良いです。
理由は以下。
盗まれたあとに事件が起きた場合、元の持ち主が疑われる
万が一 盗まれたあとに犯人がその自転車で事故が起こして乗り捨てていったというようなことがあると、元の自転車の持ち主が疑われる可能性があります。
不用意なトラブルに巻き込まれないという意味でも、盗まれた自転車だということをあらかじめ記録しておく必要があります。
また、盗難届を出してから自転車が無事に見つかった場合も同様、そのままだと自分自身が盗難車に乗っていることになってしまうので、盗難届を取り下げておくことも忘れずに。
行政によって自転車が撤去されていた場合は、返してもらうのに撤去保管料がかかってしまう
盗んだ犯人がすぐに乗り捨てていくケースも多いようです。
放置されている自転車は行政が撤去して自転車集積所に集められますが、通常そこに置かれた自転車を返してもらうためには撤去保管料というものがかかります。
盗難届を提出していれば、撤去保管料を支払わなくても返還してもらえます。
自転車の防犯対策・盗難防止策
一度盗まれたらもう盗まれたくないですよね。
自転車の防犯対策・盗難防止策を紹介していきます。
自転車に備え付けられているのと別のカギを使う
これはよく言われていますね。
カギが2つあればカギを外すのに手間がかかるため、盗まれる確率が減るというのはひとつあります。
あとは今回盗まれて思ったのは、そもそも自転車に備え付けられているカギって外せなくても車体丸ごと持っていかれたらおしまいって思った!
トラックで運んで別の場所でじっくりカギを開けることだってできちゃう。
だからそういう意味でもワイヤーでどこかに結びつけられるタイプのカギもあると安心。
そもそも安い自転車に乗る
調べてみたら平成29年の1年だけでも自転車の窃盗が20万件……!
もうね、めっちゃ盗まれてるんですよ。
たしかに考えてみたら周りでも自転車が盗まれた経験がある人はいっぱいいます。
財布盗むのと同じくらいの犯罪だと思うんですが、なぜかチャリだったらパクって乗り捨てみたいなことがもっと気軽に起きてる雰囲気があるような気がする。
この統計を見ても、盗まれるときは盗まれる!
と考えたら、あんまり良いことではないけれども そもそも盗まれる前提で考えてしまえば安いチャリに乗っておく、というのも一つの手かとは思いました。
盗難保険や盗難保証のある自転車を選ぶ
僕は気軽にちょっと遠出したいときもあるので、坂道でも疲れない電動自転車を購入して今回盗まれたわけなんですが、これ意外と高くて10万くらい普通にします。
ただこれくらい高いと盗難保険や盗難保証が付いていたり、任意で加入できるようになっていたりします。
今回 乗っていたヤマハの「PAS CITY-X」も盗難保険がついていて、半額以下の価格で2台目の同じ機種を購入できるというものがあってこれを使いました。
まとめ
自転車を盗まれてたらまずは慌てず騒がず、自分の周りを確認してから盗難届を提出!
あとはそもそも悪いのはどう考えても盗んだヤツ!
だけどそういう人はゼロにはならないので、こちらができることとしては次に生かして万が一また盗まれないように、そして盗まれても問題ないように対策が大事ですね。