ビットコイン、すごい上昇率ですね。
僕も9月あたりから本格的に参加して、現時点で500万円が650万円に。
皆様もさぞかし浮き立っているのではないかと思うのですが、いかがお過ごしでしょうか。
ちなみに普段の僕の話をしておくと、メインは株の売買をやっています。
なので仮想通貨は今はボーナスタイムと割り切って、このプラスの流れが続いている間だけ資金のいくらかを投入して浮気しているというイメージです。
だからボラティリティ(価格変動率の大きさ)が大きく、しかも基本的に常にめっちゃ強気という、株の常識では考えられない今のビットコインの旨味がなくなれば、先が読めなさすぎてどうなるかわからないリスクが多すぎるのでやめるでしょう。
だからこそ、いつも考えているのが「ビットコインの価値はどこまで上がるのか?」ということ。
ここでは仮想通貨が高騰する理由から、僕なりに考えていることをまとめたいと思います!
なぜビットコインの価格は上がるのか?
まずなぜ価格が上がるのかという話になるのですが、これはやはり買う人が売る人よりも多いからです。
誤解しがちなのは、ビットコインの本当の価値がもっと高いからではないです。
いや、それもある意味 正解なのですが、もう少し掘り下げると今のビットコインに関してはダントツに買う人が多いからというのが大きいと思います。
とにかく強気なんですよ。
下がっても持ち直して、どれだけ暴落してもすぐ元に戻ります。
タイミングを伺っていたかのように下がったら買いが入ります。
「もっと下がってもいいんじゃない?」って思うんですが、これでもかというくらいしぶとく上がります。
こんなのなかなかないです。
この動きの大きな支えは新しい参加者が絶え間なく日々増えているから!
現在の新しい参加者はおそらく値上がりに期待して買う投機家が多いと思うのですが、とにかく最初はみんな買います。買いたくてウズウズしてる人がたくさんいる状態です。
だから一時的に何かのマイナス要因が出て下落しても、新しい参加者が次々買っている中で打ち消され、上がっていくしかありません。
数日前にはこんな情報も出てきました。
ファンドストラット(Fundstrat)の共同創業者トム・リー(Tom Lee)氏は「ユーザー数の2乗×平均取引価格という極めて単純な数式で、過去4年間のビットコインの価格変動の94%は説明できる」と述べた。
ここでは「ユーザーの増加に合わせて指数関数的にビットコインの価値が上がっていたよ」という話をしています。
とにかく1人のユーザー数の増加が取引価格に大きな影響を与えていたということが推測できます。
で、ユーザー数がどうかと言えば、右肩上がり。わかりづらいですが、少しずつ角度が急になっていて、加速度が増しています。
Blockchain Wallet Users – Blockchain
株の世界では数ヶ月で参加者が倍になるなんてことはありません。
だから今のビットコインのチャートは少しゲタをはいています。
日足チャートはこうなっているけど……
ユーザー増加のゲタを脱げばこれくらいかな!
ユーザー数が増加している以上、まだ当分グラフは左回転して、チャートの角度が急になっていくことが予想できます。
ビットコインの価格はどこまで上がるのか?
しかし人間と資金が限られている以上、この状態が永遠に続くことはありません。
いつかビットコインが世間に広く知れ渡り、参加しようと思っていた人たちのほとんどがビットコインを買った状態になったとき、新たな資金の流入は減っていき、さっきのグラフが今度は少しずつ右回転して、適正な角度に戻っていきます。
そして、長期で今までビットコインを持ち続けてきた人は「儲かってきたので、もうそろそろかな!」と、売ろうか迷っている人でいっぱいになっていきます。
おそらく何か他の新しいソリューションが出たり、影響力のある人が消極的な発言をしたとき、もしくはビットコインに致命的な欠点が見つかったときなど、それらの何かきっかけが出た瞬間、一気に売り注文は増えるでしょう。
こうして価格は下がっていき、それを見た人が売って、売りは売りを呼んで、最終的には価格が半分になるとかそれくらいのインパクトの暴落である時点まで下がったら、そのあたりの水準でまた少しずつ上がったり下がったりするんじゃないかと思っています。まあ予想でしかないから信じなくていいです!
が、その可能性もあると頭の中で警戒しておいたほうがいいってことです。
もう少し身近な例で想像してみる
ビットコインは言ってしまえば、データ上の数字です。
「さかがみは10BTCを持っている」
というデータが管理されているというだけ。このBTCの数字を円で買ったり売ったりしているだけです。
だから現実に落とし込めば、小学生のときにトレーディングカードのレアカードを売買しているのと同じ。
もし職場や学校で、転売すれば高く売れるレアカードが取引されていれば、自分の周りの人がどういう動きをするか。
誰かが買って高く売れたのを見た瞬間、
「あ、俺も俺も!」
「私も買う!」
と次々に我先にと買っていく状況を想像してみてください。ビットコインの現状がそれです。
そしてカードのブームが終わり、飽きてくる頃には値段も落ちてきます。そうすると、
「あ、そろそろ売ろうかな!」
「私も売る!」
となるのが想像できるかもしれません。
いろんなタイプの人間がいます。想像してみれば、
- あの人は早めに買って、早めに売ってるだろうな。
- あの人は遅めに買って、早めに売ってるだろうな。
- あの人は遅めに買って、遅めに売ってるだろうな。
- あの人は売らずにずっと持ってるだろうな。
とこんな感じで、これとまったく同じことがビットコインの取引所で交錯しています。
そして大きく儲かるのは1番の人だけということもわかります。
売るタイミングは?
山のてっぺんで売るのが良いに決まってますが、それは誰にもわかりません。
だけど僕が目安にしているものがいくつかあります。
ここまでの話で、ビットコイン取引に参加しようと思っていた人々がみんな参加しきったときが天井と仮定すれば、世間にある程度知れ渡ったタイミングがわかれば良いです。
それはつまり、
- ビットコインユーザー数の伸びが減ってきたとき
- 取引所の口座開設数の伸びが減ってきたとき
- ブロガーさんならブログのアフィリエイトで仮想通貨関連の成約数が減ってきたとき
- お昼のニュースでビットコインで儲かった人特集が出たとき
- 今まで投資と無縁だった知り合いがビットコインを始めたとき
などなど。
別にこれにこだわらずなんでもいいと思います。
とにかく世間にある程度知れ渡ったときが、ターニングポイントかなと!
以上、僕が考えていることでした。ただの予測なのであくまで参考までに!
これを信じるよりむしろ一度自分の頭の中で考えて、こうなったらこうしようっていう自身のルールを作っておくほうが大事かなと思います!