MySQLでテーブル構造を確認する(‎describe や desc の使い方)

テーブル構造を確認するには「DESCRIBE」文や「DESC」文を使います。

ここでは MySQLコマンド「DESCRIBE」や「DESC」の具体的な使い方を解説していきます。

メモ

「SHOW COLUMNS」や「SHOW FIELDS」でも同様の使い方ができます。

 

「DESCRIBE」や「DESC」の基本

以下のコマンドを実行すると、テーブル構造を確認することができます。

DESCRIBE テーブル名;

または、以下のコマンドでも確認できます。

DESC テーブル名;
メモ

以下のコマンドも同様に使えます。

SHOW COLUMNS FROM テーブル名;
SHOW FIELDS FROM テーブル名;

 

テーブル構造を確認する

実際にMySQLサーバーに接続し、テーブル構造の確認を試してみましょう。

 

その前に以下のコマンドで「cooking」という名前のデータベースをあらかじめ作成し、その中に「menus」という名前のテーブルを作成しておきます。

CREATE DATABASE cooking;
USE cooking;
CREATE TABLE menus (id INT, name VARCHAR(100));
メモ

CREATE DATABASE 文の詳しい使い方はこちら

USE 文の詳しい使い方はこちら

CREATE TABLE 文の詳しい使い方はこちら

 

それでは menus テーブルの構造を確認してみましょう。コマンドは以下。

DESCRIBE menus;

もしくは以下のコマンドでも確認できます。

DESC menus;

 

コマンドを実行すると、このようにテーブル構造を確認できます。

今回の場合は「menus」テーブルの中に「id」と「name」という名前のカラムが確認できました。

それぞれの項目の意味

Field カラム名。
Type データ型。
Null Null の値を格納できるかどうか。

格納できる場合は YES、できない場合は NO

Key インデックス設定されているかどうか。

主キー(PRIMARY KEY)の場合は PRI、 UNIQUEインデックスの場合は UNI、同じ値が現れることが許可されているインデックスの場合は MUL

Default デフォルト値。

なにも設定されていない場合は、最初に NULL が格納される。

Extra 追加情報。

auto_increment など。

 

まとめ

以上、MySQLコマンド「DESCRIBE」や「DESC」の使い方でした!

 

ここまでの内容をまとめておきます。

  • 「DESCRIBE」や「DESC」コマンドでテーブル構造を確認することができる。

 

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